Storefjell Hotelで開催された会議には、DDを含め20ヶ国から300人以上の人が参加していた。
このページのタイトルは「会議出席」となっているが、会議自体の話を書いても面白くないので会議以外のできごとを書くことにする。なお、DDも一応会議に参加しているので少しは会議で話をさせてもらった。
Bear Park(熊公園)
会議期間中は基本的に毎日会議があるのだが、水曜の午後だけは会議が入っていない。そのため、水曜の午後に近くのBear Park(熊公園？)に行くことになった。４家族、計十数人が３台の車に分乗して出かけた。
しかし、Bear Parkに到着してみると、「本日休園」であった。ここは９月に入ると土日しか開園していないようである。残念無念・・・・かと思いきや、ハンガリー人の奥様が目ざとく管理人を見つけ、強引に開園してもらうように交渉した。交渉の甲斐があって、なんとか開けてもらえることになった。“ハンガリー人恐るべし”である。
ちなみに、この奥様は「10人以上だから団体扱いにして」といって、団体割引の入場料にしてもらった。“ハンガリー人恐るべし（その２）”である。ちなみにこの奥様は普段でもよく喋るので、私の心の中では「マシンガントーク」という異名で呼んでいる。
Bear Parkに入ると、いきなりヒツジとヤギがいた。なんか違うような気がする。どこがBear
Parkだ！
少し進むと熊を見つけた。これでこそBear Parkである。少し見にくいが大きな檻の中に熊がいる。
この熊をよく見て欲しい。なんか白く見えはしないだろうか。この熊は実に珍しいアルビノである。毛の色も白いが、鼻の部分も白い。おかげで顔つきはなんとなく豚に似ている。 豚熊？ かわいそうな熊である。
こちらの熊は水浴び中だ。気持ちよさそうだ。
天気も良く、絶好の「熊見物」日よりである(意味不明)。ちなみに、左側にいて背中を向けている奥様が「マシンガントーク」である。
この熊はさっきのアルビノの熊のお母さんだ。両親ともにアルビノではないらしい。突然変異か劣性遺伝であろう。
ここには、熊だけでなくヘラジカもいた。DDはこちらに来てはじめてヘラジカを見たが、あまりの大きさに驚いた。ヘラジカというのは「シカ」というのが付くぐらいだから「奈良公園の鹿」より少し大きいぐらいのものを想像していたのだが、実際には非常にでかい。車を運転中にこいつが急に道に出てきて車と衝突したら、本当にヤバイぐらいの大きさである。
子供達は、ヘラジカに木の小枝をあげている。
隕石のクレーター
熊公園からの帰り道に、隕石でできたクレーターがあるとの案内表示があったので、ついでに寄ってみることにした。
しかし、到着したところはこんな看板があるだけ。どうやらこの辺り全体が６億年ほど前に隕石が落ちてできたクレーターらしい。直径は忘れたが5〜10km程度だったと思う。
これがクレーターの風景だ。全くわからない(笑)。
バーベキュー
水曜の夕食は外でのバーベキューである。
写真のピラミッドのようなものは木でできた大きなテントであり、中には70人ぐらい入れそうだ。ホテルが用意したパン、サラダ、ソーセージ、肉、飲み物などを適当にとって、テントの中や外に用意されたテーブルでそれぞれに食べる。
夕方なので少し肌寒いが、外で食べる食事はとても美味しい。
ちなみに、このホテルの食事はとても美味しかった。一般にノルウェーではあまり「食」を重視していないようで、レストランに行ってもあまり美味しい食事にありついたことがない。しかし、この会議中にホテルから出た食事は非常によかった。
バンケット（ディナーパーティ）
会議の最終日にはバンケットがあった。もちろん、正式なバンケットなので参加者は皆さん正装である。もちろんDDも正装で参加した。
子供達も正装である。
まずは、Aperitifという食前酒が振る舞われる。今回のAperitifはフルートグラスに入った白ワインであった。この後、バンケットが始まりバンケット会場へと入る。もちろん、ドレスに身を包んだ女性は男性のエスコート付きである。
300人近くもいるので、バンケット会場は非常に大きい。ウェイトレスが白ワインをついで回っている。
子供達にも席が用意されている。
バンケット会場は少し暗いので、あまり綺麗には撮影できなかったが、雰囲気はわかっていただけるだろう。
これはメインディッシュのトナカイの肉である。ノルウェーではこれにブラウンソースとジャムを付けて食べる。癖がなくなかなか美味である。
子供にも好評だ。
デザートの時には、花火を持ったウェイターやウェイトレスがやってくるアトラクションもあった。その後、ジョークを交えたスピーチがいくつかあり、バンケットは終了した。
「9月13日 氷河／フィヨルド観光」に続く。
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