2024年5月11日(土)

E63 ホイールハブの防錆処理 − Sさんより

今回は同じE63の630iに乗るSさんより、ホイールハブの防錆処理のレポートをいただいたので紹介しよう。Sさんは雪の多いところに住んでおられるので、融雪剤により下回りが錆びやすいようだ。


当方の住まいは降雪地域につき、E63の車高では年に2回ほどの積雪で乗って出れない3〜5日間はあきらめていますが、日々路面凍結もしますので、スタッドレスタイヤへの交換が必須です。案外、スタッドレスの18インチがよかったので、この春、ノーマルタイヤも18インチにしましたので報告です。

交換しようとしましたが、ホイールが外れない。叩いてようやく外れましたが、原因はこの錆。

錆と言えば、酸系の洗剤でチャレンジ。 期待したのですが、あまり落ちません。ホイールのブレーキダストには抜群なのですが。

そこでパープル系の洗剤でチャレンジ。これが、案外と落ちました。茶色系の鉄錆と相性がいいのかもしれません。

そして、錆転換剤を塗布します。当方は、サビキラーを愛用しており、素人でもきれいに塗布できます。

きれいになったハブに、新しいホイールを取り付けます。

このホイールは……166M!!

ではなく、166M風の社外18インチです。今回は、ガンメタに塗装しました。タイヤは、フロント235/40/18、リア265/35/18です。

外形が小さくなったので、車高はまた少し落ちました。サスペンションは、DD様のところで組み込ませてもらったエナジーコンプリートのダウンサス。フロントリアともに指2本、最低地上高は10cm。ちょっと日常生活では神経を使って乗らないといけません。ホイールが黒っぽくなって、ぱっと見、パンクしている放置車両にえるようになってしまいました。

乗り心地やハンドリングは、かなりよくなりました。やはり、見た目重視の19インチより、18インチですね。


やはり融雪剤を撒くところでは下回りが錆びやすいようだ。サンポール(塩酸)よりパープルマジック(チオグリコール酸アンモニウム)のほうが錆が落ちやすいらしい。ちょっと驚きだ。末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただくSさんに感謝する。



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