2023年1月7日(土)

DD2号 ブレーキ鳴き対策 − フロントパッドの交換

以前から車を動かし始めた直後に軽くブレーキペダルを踏むと、大きなキーッというブレーキ鳴きがあり、何度もシムグリスを塗り直したりしたのだが、一向に改善しなかったた。そんなとき、倉庫の部品を整理していると新品のフロントブレーキパッドが出てきた。こんなのいつ買ったっけ? 良く調べてみると、フロントブレーキローターを購入したときにセットで付属してきたものだった。おまけで付いていたブレーキパッドなのであまり期待できないが、ちょっと試しに交換してみるか?

まずは、写真1のように車の左前をジャッキアップしてタイヤを外す。


写真1 ジャッキアップしたところ

写真2に左前のブレーキを示す。


写真2 左前タイヤ

ここから、いろいろ外して写真3のようにブレーキキャリパーを外す。この手順については、このレポートを参照のこと。


写真3 キャリパーを外したところ

キャリパーを外せばブレーキパッドを外すことができる。写真4にブレーキパッドの新旧比較を示す。


写真4 ブレーキパッドの表面の新旧比較(上:新、下:旧「)

写真5に裏側の比較を示す。


写真5 ブレーキパッドの裏面の新旧比較(上:新、下:旧「)

新しいブレーキパッドは特に特徴がないように見えるがどうだろう。これをキャリパーに取り付ける前に、写真5のようにキャリパー側に付いている古いシムグリスをパーツクリーナーと歯ブラシで丁寧に洗い流しておく。


写真6 古いシムグリスを洗い流しているところ

新しいブレーキパッドはある程度厚みがあるので、キャリパーに入れる前に写真7のようにセパレーターでピストンを戻しておく。


写真7 ピストンを戻しているところ

一方、新しいブレーキパッドには、キャリパーやピストンと接触する部分に、写真8のようにシムグリスを塗っておく。


写真8 シムグリスを塗ったブレーキパッド

最後にキャリパーにパッドを取り付けて、元に戻せば作業完了だ。写真9にブレーキパッドを交換したキャリパーを示す。


写真9 交換後のキャリパー

見た目には特に変化がない。同様にして左前のブレーキパッドも交換した。その後、少し試乗してみたが、まだ当たりが出ていないのでブレーキの効きやタッチはよくわからなかった。これでしばらく乗ってみて、ブレーキ鳴きが改善されているかどうかみてみよう。ただ、後輪のブレーキパッドはそのままなので、こちらも少し考えてみよう。



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