2022年4月16日(土)

DD2号 テンションプーリーの歪み − 現状チェック

take-Mさんで車検をお願いしたときに、テンションプーリーの歪を指摘されていた。すぐに交換しなくてはいけないわけではないということなので、しばらく忘れていたのだが、とりあえずどうなっているのかをチェックしておこう。テンションプーリーは写真1の赤矢印の位置にある。


写真1 テンションプーリーの位置

テンションプーリーにVベルトがかかっているところを写真2に示す。


写真2 Vベルトがかかっているテンションプーリー

よく見ると、赤矢印のようにVベルトがずれている。というか、テンションプーリーを固定しているところが少しひずんでいるため、プーリーの位置がずれているようだ。ちょっとテンションプーリーを外した確認してみよう。テンションプーリーを外すためには、まずVベルトを外さなくてはいけない。テンションプーリーの張力を緩めるのは、写真3の赤矢印のトルクス穴を使う。


写真3 テンションプーリーのテンションを緩める穴

この穴に写真4のようにトルクスレンチを入れて、締める方向にゆっくり回す。


写真4 テンションプーリーを緩めているところ

テンションプーリーの張力を緩めると、写真5のようにVベルトを外すことができる。


写真5 Vベルトを外したところ

Vベルトが外れたらテンションプーリーを外すために、写真6のトルクスの固定ボルトを外す。


写真6 テンションプーリー固定ボルト

固定ボルトを外したらテンションプーリーが外れるが、どうしても写真7のように車体の外に出せない・・・?


写真7 テンションプーリーを外に出そうとしているところ

いろいろと知恵の輪のようにテンションプーリーをぐるぐる回したが、なかなか外に出せない。ようやく、写真8のコネクタを外すことでテンションプーリーを外に出すことができた。


写真8 外したコネクタ

写真9に外したテンションプーリーを示す。


写真9 外したテンションプーリー

これを横から見たところを写真10に示す。


写真10 テンションプーリーを横から見たところ

外したテンションプーリーをよく見ると、写真11のように回転するプーリーの台の部分と回転軸の部分の隙間が不均一になっている。


写真11 不均一な隙間

どうやら、ここが歪んでいるところのようだ。う〜ん、これはちょっと修理できそうにないなぁ・・・。念のため、もう一度テンションプーリーを取り付けてVベルトをかけた後、エンジンをかけてみたが、やはり写真12のようにプーリーとVベルトがずれている。


写真12 プーリーとVベルトのずれ

やっぱり、テンションプーリーを付けなおしただけでは直らないか。テンションプーリーを交換するしかないかなぁ・・・。



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