2015年8月23日(日)

DD2号 フロントストラットの交換 − 車高調

以前に「DD2号 リアストラットの交換 − 車高調 」でリアストラットを交換したことを報告したが、今回はフロントストラットの交換だ。フロントストラットの交換はなんか難しそうだなぁ・・・。

まずは、写真1のようにフロント側をジャッキアップしてウマをかけタイヤを外す。フロアジャッキが前側のジャッキポイントに入らなかったので、スロープで少し前輪を上げてからジャッキアップした。


写真1 前側をジャッキアップしたところ

フロントストラットの部分は写真2のようになっている。


写真2 ホイールを外したところ

まず、写真3に示すブレーキパッドセンサーとABSセンサーのケーブルの固定部分を外す。ブレーキホースの固定も外しておこう。


写真3 センサーケーブルの固定を外す

写真4のように、これらの固定部分は手で簡単に外すことができる。固いときは潤滑スプレーを吹いたら簡単に取れるはずだ。ストラットの裏側にもABSセンサーの固定部分があるので、ここも忘れず外しておこう。


写真4 センサケーブル等の固定を外したところ

次に、ストラットの下側の固定を外そう。フロントストラットはスタビリンクホルダーとともに、写真5の2つのボルトで固定されている。赤矢印で示すのは16mmのボルトである。緑矢印で示すものはボルトとナットであり、両方とも18mmだ。16mmとか18mmとか、普通のソケットレンチセットには入ってないし・・・。

ちなみに、16mmのボルトの締め付けトルクは59Nm、18mmのほうはボルト・ナット共に再利用不可で締め付けトルクは81Nmだ。


写真5 ストラット下側の固定

作業スペースもあるので、緩めるのはそんなに難しくない。写真6に2本のボルトを外したところを示す。スタビリンク上端を固定しているボルトは、外さずそのまま置いておく。


写真6 2本のボルトを外したところ

下側の固定ボルトが外れたら、次は上側だ。写真7にストラット上側の固定ナットを示す。


写真7 ストラット上側の固定ナット

このナットは13mmだ。13mmもあまり使わないサイズだなぁ。ちなみに、このナットは再利用不可で締め付けトルクは28Nmだ。

さて、ストラット上下両方の固定を外したら、ストラットを外す。と、その前に、写真8のようにフロントフェンダー部分を養生しておこう。


写真8 フロントフェンダー部分の養生

このままブレーキローターを足で踏んで、ストラットの上側をタイヤアーチ外に出したいところだが、残念ながらストラットが長くてタイヤアーチから出せない。そこで、写真9のようにスプリングコンプレッサーをかけてスプリングを縮める。


写真9 スプリングを縮めているところ

十分にスプリングを縮めてから、ブレーキローターを足で踏めば、写真10のようにフロントストラットをタイヤアーチ外に出すことができる。


写真10 フロントストラットを出したところ

ストラットを出すときに、ストラット上のネジがフェンダーに当たらないように、ウェス等をストラット上に置いておいた方がいいかもしれない。フロントストラットを出したら、写真11のようにセンサー類のケーブルが伸びた状態になっていた。


写真11 センサー類のケーブル

これらのケーブルは、写真12のように、ストラットをタイヤアーチ外に出す前にケーブルのコネクタ収納ボックスを開けて、コネクタをボックスから出しておいた方がよさそうだ。次からはそうしよう。


写真12 コネクタ収納ボックス

ストラットがタイヤアーチ外に出たらこれを引き抜けばいいのだが、ストラット下側の固定ボルトを外しているものの、まだガッチリと締め付けられていて抜けない。そこで、ストラットの下側にCRC5-56のような潤滑スプレーを吹くとともに、写真13の隙間を広げる。


写真13 ストラットを外すために広げる隙間

この隙間に写真14に示すようなタガネを打ち込んで広げる。


写真14 タガネ

こにタガネは、「イグニッションキーの空回り その3 − ステアリングロックハウジングを外す 」で使ったタガネだ。ハンマーを使ってこれを写真15のように隙間に打ち込む。


写真15 タガネを打ち込んだところ

すると隙間が広がり、写真16のように手で簡単にストラットを上に引き抜くことができる。


写真16 ストラットを抜いているところ

写真17に新旧のストラットの比較を示す。


写真17 新旧ストラットの比較

写真右にある純正ストラットに比べて、新しいXYZ車高調のストラットは随分短いが、XYZ車高調のストラットは純正ストラットにある下側の細くなった部分がない。ここは固定時に締め付けるところよりも下にあるので、構造上は不要な部分ではある。

新しいストラットの組み付けは、まず写真18のようにストラット下側を入れるところからだ。


写真18 ストラット下側を入れたところ

ストラットは短いので、スプリングコンプレッサーでスプリングを縮めなくても、そのままタイヤアーチ内に入る。その後、まずはストラット上側の固定ナットを締めるために、写真19のようにブレーキローターの下側にジャッキを入れて持ち上げてやる。


写真19 フロントローターの下にジャッキを入れて持ち上げているところ

上手く持ち上げれば、写真20のようにストラット上部に固定ネジが出てくる。


写真20 ストラット上部の固定ネジ

ここの固定ネジは少しだけだが左右に調整することができるようだ。まぁ、ちょっとしたキャンバー調整用か。とりあえず、中心位置でナットを締める。

次に、ストラットの下側を固定するために、写真21のようにスタビリンクホルダーを取り付けるのだが、スタビライザーが下に下がっているため穴の位置が合わない。そこで、まず18mmのボルト・ナットを取り付けた後、写真のようにスタビライザーを別のジャッキで持ち上げる。すると、16mmのボルトの穴の位置が合うようになる。


写真21 スタビリンクホルダーを取り付けているところ

両方のボルトを取り付た後、ケーブル類の固定を元に戻せば、作業完了だ。写真22に交換後のストラットを示す。


写真22 交換後のストラット

なんかちょっとカッコイイかも!?

このストラットは写真23の赤矢印で示す下側の固定リングを緩めてから、その上の緑矢印の部分を回せば車高を調整することができる。


写真23 車高の調整

車高調ストラットへの交換前の地面からフロント側フェンダーアーチまでの高さは、写真24のように約71.5cmだった。


写真24 車高調への交換前

車高調へ交換した後、ストラットを回して車高を調整した。なお、車高を調整した後は、とりあえず写真25のように養生テープを巻いておいた。このネジ山に砂や埃が詰まると後でストラットを回せなくなってしまうからだ。


写真25 養生テープ

今回は約3cmほど車高を落として、写真26のようにフェンダーアーチまで約68.5cmにした。


写真26 車高調整後のフェンダーアーチの高さ

写真27に車高調を入れる前後のDD2号を示す。


写真27 車高調を入れる前後のDD2号(上:入れる前、下:入れた後)

とりあえず、フロントは約3cm、リアは約2cmぐらい下げた。車高を下げたので、そのうちアライメントも調整しないといけないなぁ。

現在の走行距離: 72,380km



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