2015年6月4日(木)

DD2号 タイヤ交換 − ランフラットからノーマルへ

ディーラーでの12ヶ月点検の際に指摘されたように、DD2号の前後のタイヤの溝が無くなってきている。早い目に交換しなければならない。

現在、DD2号に付いているタイヤは、下記のものである。

ポテンザ050A ランフラットタイヤ 245/45R18

製造年を見ると2008年になっているので、おそらく新車から一度も交換していないのだろう。7万キロも走っているのに??? 他のタイヤとホイールを付けていた時期があったのだろうか? いずれにしても、タイヤを交換しないといけないのは明白である。ただ、今付けているランフラットタイヤは、なんか硬いし重いしロードノイズも大きい。さらに、最も大きな問題は「価格が高い!」ことである。

確かに、ランフラットタイヤはパンク時に最寄りの修理できるお店まで行けるというメリットはあるが、そもそも携帯電話網やロードサービス網が発達している日本では、パンク時にはロードサービスに電話すればいいだけなので、高価なランフラットタイヤは不要である。そこで、この際、あまりメリットのないランフラットタイヤをやめて、普通のラジアルタイヤにすることにした。

また、タイヤの太さについても少し気になっているところがある。DD2号(E63 630i)はDD号(E34 525i)に比べて車幅、車長ともに10cmほど大きくなっているが、乾燥重量は両車ともに1,590kgである。DD号のタイヤは、前輪が205/55R16、リアが225/45R17であった。それを考えると、245/45R18は太すぎるのではないだろうか? 特にフロントタイヤは、太くなっていると轍にハンドルが取られやすくなるデメリットがある。

そこで、今回のタイヤ交換では、

と、フロントタイヤを20mmほど細くすることにした。さらに、貧乏なDDは、通販にて価格が安いアジアンタイヤを購入し、近所のショップで交換してもらうことにした。

購入したタイヤは、インドネシアのメーカーであるアキレスのATR SPORTである。図1にアキレスのWebサイトにあったATR SPORTを示す。


図1 ATR SPORT

DDがこのタイヤを選んだ理由は、

の3つである。購入先は、いつものオートウェイさんだ。ここのオンラインショップに注文し、タイヤを交換してもらうショップに直接送ってもらった。価格は、送料込みで、30,280円であった(前後4本)。また、タイヤ製造年・週は、前輪が2015年8週、後輪が2015年12週であった。かなり新しいタイヤだ。

タイヤを交換してもらったショップは、京都府久御山町にある「トータルカーケア カラット」さんだ。ここでは、17〜18インチのタイヤを1,620円/本で交換してもらえる。もちろん、車両からのホイール脱着、バランス調整、ゴムバルブ交換、廃タイヤ処分を含めた価格である。

さて、タイヤもカラットさんに届いたようなので、カラットさんにてタイヤを交換してもらった。写真1にカラットさんのガレージに入れたDD2号を示す。


写真1 カラットさんのガレージに入れたDD2号

写真2のように、タイヤ交換はお店の方によって手際よく進んでいく。慣れた手つきで非常に丁寧に作業してもらった。


写真2 タイヤ交換中

お店の方も丁寧な方で、好感が持てる。次回からタイヤ交換はココだな。

作業を待っている間、ちょっと暇なので、写真3のように足回りを観察。


写真3 リアタイヤを外したところ

そうこうしているうちに4輪ともタイヤ交換が終わった。作業時間は1時間ほど。タイヤ交換後のリアタイヤを写真4に示す。


写真4 交換後のリアタイヤ

パターンがちょっとカッコイイかも! なお、現在の走行距離は、写真5のように69,923kmである。


現在の走行距離

タイヤ交換後に少し走ってみたが、あきらかに足回りが軽くなっている。また、道路の轍に過敏にハンドルを取られることもなくなったし、ロードノイズもかなり小さくなった。まだ一皮むけていない状態なのでグリップ等はわからないが、まぁ、山道を飛ばして走るような車ではないので、十分だろう。

と、調子に乗ってDD2号を走らせていると、ディスプレイに写真5のような警告が表示された。


写真6 警告表示

どうやら、パンク等でタイヤの空気が急激に減ったような場合には、写真6のような警告が出るようだ。今回は、タイヤ交換に伴い、タイヤの直径が変化しているので、パンクと同じように警告表示が出たようだ。ここでiDriveのダイヤルを押し込むと、写真7のような表示に変わる。


写真7 PRAメニュー

ここで、「タイヤ空気圧の確定」を選んでiDriveのダイヤルを押し込むと、写真8のような表示に変わる。


写真8 空気圧確定の確認

写真8で「はい」を選択してiDriveのダイヤルを押すと写真9の画面が表示され、現在のタイヤの外径が登録できたことになる。


写真9 タイヤ空気圧の登録完了

タイヤを交換したときには、上記の手続きをしておこう。



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