2014年8月2日(土)

エアコンパネルの温度センサ清掃 − ホコリ取り

以前に、エアコンパネルの温度センサを掃除してから、もう8年ほど経つ。そろそろ、またホコリが溜まっていることなので、忘れないうちに掃除しておくことにした。

エアコンパネルを外すため、まずは写真1のようにセンターコンソールパネル横の化粧パネルを取る。これは内装剥がしで簡単に取れるはずだ。


写真1 化粧パネルを取っているところ

次に、写真2のように、エアコン操作パネルの左にある穴にピンセット等の細い棒を突っ込み、押しながら前の方に押し出すようにすれば、写真3のようにエアコン操作パネルの左側が前に出てくる。


写真2 エアコン操作パネルの取り外し(1)


写真3 エアコン操作パネルの取り外し

エアコン操作パネルの裏側には、写真4のように2つのコネクタがある。


写真4 2つのコネクタ

黒いほうのコネクタは、両端を押さえて引っ張れば外れる。青いコネクタは、写真5のように、まず黒い部分を引き出して、それからコネクタを外す。


写真5 青いコネクタの外し方

エアコン操作パネルが外れたら、写真6の赤矢印にあるトルクスネジを外せば、エアコン操作パネルの裏蓋を外すことができる。


写真6 トルクスネジの位置


写真7 トルクスネジを外しているところ

トルクスネジが外れたら、写真8にあるファンの白いコネクタを外す。


写真8 ファンのコネクタ

コネクタを外すと、写真9のように裏蓋を外して中の基盤を見ることができる。


写真9 裏蓋を外したところ

基盤は、裏蓋と同様に6つのトルクスネジで留まっているので、それらも外す。ネジを外したら、写真10のようにして3つあるダイヤルの芯棒を抜く。


写真10 ダイヤルの芯棒を抜いているところ

ダイヤルの芯棒を抜いたら、基盤を外すことができる。基盤には、写真11のように温度センサが付いている。


写真11 温度センサ

温度センサには、やはり埃が付いている。これでは、温度が正確に測れないかもしれない。この埃は、写真12のようにアルコールを染み込ませた綿棒で掃除する。


写真12 綿棒で掃除しているところ

掃除が終わったら、バラした順と逆順で組み立て、写真13のように、エアコン操作パネルを車体に取り付ければ作業完了である。


写真13 車体に取り付けたエアコン操作パネル

これでまたしばらくは大丈夫だろう。温度センサに付く埃は、普段あまり意識することがないので、気づいた時に掃除しておこう。



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