2010年12月6日(月)

ドア内張りの浮き修理 − boven7さんより

いつも@KANSAIオフでお世話になっている boven7さんより、 ドア内張りの修理レポートをいただいたので紹介しよう。ちなみに、このレポートは、boven7さんのサイトの記事の続きだ。


DDさん、皆さん、こんにちは! トルマリン・チューン以来、ROMってばかりのboven7です。(^^ゞ

今回は、ドアの内張りの修理なのですが。。。 以前に何かの雑誌で見かけた方法を試してみました。(^^ゞ

で、これが。。結論から言うと、これがとてもいいですっ!(#^.^#) そう! とってもいい結果だったので、自分のHPの更新をさて置いて、こちらにその一部を先行して投稿しました。(^^ゞ もしかしたら、業界では当たり前のやり方なのかも知れませんが、まぁ。。お付き合い下さい。m(__)m

今回は、ドアの内張りと言っても。。 この部分の浮きを修正です。

リアドアの内張りのうち、この上の部分だけ取れたり。。。しますよね?(^^ゞ 今回は、その部分の浮きを修復します。

と言っても、見た目ではそんなに分からないのですが。。。 端を指で押してみると。。。

ほら。。。(~_~;) むにゅっ!ってめり込むでしょ? これは、ここが浮いてるからで。。本来の輪郭がボケてる状態です。(^^ゞ

裏側を見ると、かろうじて「被さってる」だけの状態で。。。

ピロっと捲ってみると、簡単に捲れます。。。 あっ! つまり。。接着剤の形跡もなく、ただ被さってただけみたいな感じです。(^^ゞ

しかも、浮きは広範囲にわたってまして。。

とりあえず、その浮いた箇所を接着するのが、今回のメンテです。(^^)b

で、先ずは剥がれた箇所の掃除と脱脂をするために。。。

無水アルコールで接着箇所を拭いていきます。

接着箇所が掃除できたら、「どこの家にもある」ボンドG17を接着箇所に塗って行きます。(^^)b

このボンドは、塗ってから表面が乾くまで、じっと待ってないといけません。。(~_~;) なので、塗った後は15分〜20分ほど放置します。

こちらも、塗ってボンドに付属のヘラで隅々までボンドを伸ばして。。。

Webで検索すると、G17の使い方としては、「指紋が付くぐらいの乾いた状態で圧着して、木槌で叩いて。。。」ってあったりしますが、そもそも「指紋が付くぐらいの乾燥状態」を見極めるのも難しいし。。 一般家庭に「木槌」があるとは限らないので。。

20分ぐらい放置の後、圧着して行きます。指でグイグイ押しながら。。。

時には引っ張ってから押さえたりもして。。。

とりあえず、一旦全部の接着箇所を指で圧着して行きます。(^^)b

で。。できれば全部の箇所を「圧着状態」でしばらく置いておきたいところですよね?

そこで「以前にカー雑誌に載ってた方法」なのですが。。 登場するのは、「どこの家にもある」ふとん圧縮パックです!(^^)b

指で圧着した内張りを、ふとん圧縮パックに入れます。

で。。。後は掃除機で吸って、袋の中の空気を吸い出すと。。

「真空パック」とまでは行きませんが、各所の密着度合いはかなりのもので。。 それぞれをクリップなどで挟む手間も要らずです。

ほらほら。。先端もこんな風に、キュ〜〜ッと絞り込まれて。。。

もちろん、反対側も「密着」な感じでいいですね〜!(^^)b

で。。1日放置の後。。圧縮パックから取り出してみると。。

完璧やん!(#^.^#)b

反対側も、ちゃんと貼り付いてます!(#^.^#)b

「使用前・使用後」を比べてみると。。。 (左が修正前、右が修正後です)

エッヂがシャープに出てますでしょ?(#^.^#)b

ふとん圧縮パックは、当然ながら「ふとん」が入るサイズなので、ドアの内張りぐらいは余裕で入る寸法で。。 後日、ドアの内張りをそのまま1枚やってみようと思います。(#^.^#)

なかなか。。。使えそうな方法でしょ?(#^.^#) 皆さんも、お試しあれ〜!(^^ゞ


これは凄い! こんな簡単な方法で圧着できるなんて! 内張りの修理だけでなく、いろんな応用が利きそうだ。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた boven7さんに感謝する。boven7さんのサイトの記事へ



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