2009年3月4日(水)

ウィンカーリレーの改造 − tobyさんより

今回は、プジョー406クーペ(!)にお乗りのtobyさんより、E31のウィカーリレー改造のレポートをいただいたので紹介しよう。


今回のターゲットユニットはU643Bを使ったリレーユニットです。

リレーユニットの開封の仕方については「ウィンカーランプLED化のためのハザードリレー改造 − 岩野師匠より」をご参照下さい。(説明手抜きともいいます・・・)

 

改造の手順は以下の通りになります。

  1. U643Bの7番ピンから電流検出用の30mオームに延びているパターンをカット。
     
  2. U643Bの7番ピンとGND(U643Bの1番ピンに接続されている470オームのチップ抵抗の反対側)間に10kオームの抵抗を接続。10Kオームの抵抗は1/8Wのリードタイプを使います。

以上の2点です。簡単でしょ?

これを行うことで、球切れ状態になった場合でも通常状態と勘違いさせることができます。

上の画像:
パッケージにU643Bと書かれている8ピンのICの7ピン(文字を正面に見て上段の左から2番目)から延びているパターンをカットします。カットする位置は、画像右の黄色の○を参考にして下さい。

そして、周りのパターンにショートしないように保護チューブを被せた1/8W、10Kオームの抵抗の片側をU643Bの7ピンからのパターンをカットした位置よりU643Bより手前に半田付けします。半田付けする位置は、画像左の黄色の○を参考にしてください。

下の画像:
U643Bの1番ピン(下段の一番左)から接続されている420オームのチップ抵抗の反対側に先述の10Kの抵抗のもう一方を半田付けします。半田付けする位置は画像の黄色の○を参考にしてください。

これで改造は終わりですが、オリジナルの点滅速度を自分流に調整したい方は、点滅速度調整用の抵抗を外して100Kの固定抵抗と200Kの可変抵抗を接続すればOKです。この改造部分ついても岩野師匠のレポートを参照してください。可変抵抗のセンター(固定抵抗100K+可変抵抗100K)がオリジナルの速度になります。


この方法では、10kオームの抵抗を用意するだけで、LEDウィンカー対策ができるようだ。

末尾ではあるが、面白いレポートをいただたtobyさんに感謝する。



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