2005年2月1日(火)

ハイビームにポジションランプを追加 − むーさんより

今回は、BMW@KANSAIの先輩、むーさんよりロービームのプロジェクタリフレクタにポジションランプを追加したレポートをいただいたので紹介しよう。


最近、関西E34チームでも烏賊リングがブームである。

しかし、いかにファンヒーターを使おうとライトユニットをバラすのは大変な作業だし、失敗するとコストもつらいので二の足を踏んでいた。一方ノーマルのポジションではあまりに頼りないのも事実である。

以前よりE36やE38のようにハイビームを光らせる為にLEDを仕込んでいたのだが、どこかのHPでLEGACYのフォグランプのプロジェクターユニットにポジションを仕込んであるのを見て、これをロービームに入れてみようと思い、手持ちのLED5個を組み合わせてロービームの射光板の内側に仕込んでみた。

ところが、いざ点灯してみると・・・く、暗い。ぼうっと光ってはいるのだが、よく見ないと判らない。まるで白内障の黒目のようだ。しかもバラして見ると仕込んでいた基板の一部が焦げている。HIDバーナーとは1.5cmくらいは離れていたはずなのに。

ということで、ロービームを光らせるのは諦めてハイビームのLEDを増やして目立たせることにした。

元々、ハイビームにはH1バルブに3oφのLEDを3個仕込んでいた。

今回はこのLEDを5個に増やして、その内1個をなにかと話題の青色LEDにしてみることにした。

追加の際には、ヘッドライト自体の加工をしなくて済むように、ハイビームのバルブ挿入口の溝にそのまま入るような位置にLEDを配置した。

バルブの6時の位置に白色を3個、3時の位置に白色と青色を各1個配置し、絶縁の為にバルブ側面にクリアホルダーの切れ端を貼り付けた。

さらに、昼間にレンズが青っぽく見えることを期待して金属部を青く塗ってみた。

3時方向の溝は深さが足らないのでLEDをペーパーで削って頭を小さくした。後はノーマルポジションから電源を分岐させて接続すれば完了である。

今回はロービームをバラしたついでに射光板のレンズ側も青く塗ってみた。

昼間の消灯時はこんな感じ。

あまり青いのが判らないが、先日の昼オフではうっちーさんとぼーべんさんは気付いてくれた。いい人達だ(笑)

夜はこんな感じである。

実際には写真ほどは明るくないが、まあまあの視認性ではないかと思っている。ただ、LEDの配置の加減で助手席の方が青が強く見えるので、もう少し調整が必要なのだが、神戸の山間部はこの時期寒くて外の作業が億劫になりがちだ。気が向いた時に寒くなければ調整してみようと思う。


最後の写真で見ると、少し青みがかったポジションが格好いい! 今度のオフ会で見せてもらおう・・・。

末尾ではあるが、いつも面白いレポートを提供していただくむーさんに感謝する。



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