2003年4月13日(日)

銀球ウィンカー球

スモークランプ作戦 その2」でフロントウィンカーをスモークにしたのだが、前から見ると写真1のように中に入ったオレンジ球が透けて見える。これでは、かっこよさ(?)が半減だ。


写真1 スモークウィンカー(オレンジ球が透けて見える)

クリアウィンカーレンズにしている人は、フィリップスのシルバービジョンのような、通称「銀球」を入れているようである。「銀球」は表面上は銀色なのだが、点灯させるとオレンジ色に光るものであり、電球の表面に銀色の膜を蒸着させているようである。DDの車のウィンカー球もこれに交換すればいいのだが、フィリップスのシルバービジョンは、電球にしては非常に高価である。カー用品店には同様の商品があるのだが、それらも結構高価である。

インターネット上では、普通のオレンジ球に銀色のスプレーをかけて「銀球モドキ」を作っている人がいるようだ。なんてチープな方法だろう。DDはチープな方法が大好きである(好き嫌いではなく、単に貧乏なためかも?)。

都合のいいことに、子供が工作で使った銀色のスプレーも手元にあった。これは「銀球モドキ」を作って見なくてはなるまい。

まずは、写真2のように普通のオレンジ球を用意する。DDはフロントウィンカーに付いているものを外した。ちなみに、E34についているウィンカー球は下の金属の突起が対称に付いているものである(いわゆる「角度付き」ではない)。


写真2 オレンジ球

そして、タバコの箱にカッターで穴を開け、その中にオレンジ球の金属部分を入れ、写真3のようにオレンジ球のガラス部分のみが上に出るようにしておく。


写真3 オレンジ球塗装台

塗装の準備は完璧だ。これに銀色のスプレーで薄く塗装する。写真4は塗装したところである。


写真4 銀色の塗装後

できるだけ薄く塗装した方がいいようだ。電球のオレンジ色が見えているぐらいの方がいいだろう。あまり厚く塗装すると発光時のオレンジ光が見えなくなってしまう。塗装後のオレンジ球を写真5に示す。


写真5 塗装後のオレンジ球

写真5からもわかるように、電球の下の方はまだオレンジ色だ。

これをフロントウィンカーレンズに入れてみると、写真6のようにオレンジ色が透けて見えなくなっている。

写真6 銀球モドキを入れたウィンカーレンズ 写真1 (比較のため再掲)

比較のため、写真6の右に写真1を再掲する。

もちろん、ウィンカーランプを点灯させると写真7のようにオレンジ色に点灯する。


写真7 ウィンカーランプを点灯させたところ

完璧である。写真8に銀球モドキを入れた後の車のフロントを示す。ちょっとピンぼけだが、随分引き締まったような気がする(「気がする」だけ)。


写真8 銀球モドキを入れた後の車

作業時間約20分、自己満足度100%、超お手軽でチープなドレスアップだ。オフミの際に希望があれば、銀色のスプレーを持っていくので是非試してみてほしい(事前にメールで連絡のこと)。オフミのときのいい暇つぶしになるだろう。

なお、今日は同時にワイパーゴムを左右両方交換した。ワイパーゴムは、前回と同じくチャンピオンのN600を装着した(消費税込みで1,323円也)。

今日の作業中に後輪のタイヤをよく見てみると、タイヤが減っているだけでなくヒビも入ってきている。早急に交換する必要がありそうだ。銀球モドキなんかを作って喜んでいる場合ではない(苦笑)。



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