2001年1月6日(土)

鏡面研磨その2 − 新しいコンパウンド

前回、鏡面研磨をしたはずが、結局ボンネットを軽い艶消しにしてしまった。くわしくはこちら→を参照。
そのことを「とある知人」に話すと、彼は0.2ミクロンのアルミナ粒子を持っているので研磨剤として貰えることになった。彼が言うには、私が前回行った方法で艶消しになった理由は、(1)研磨剤が大きい、(2)研磨剤の材質がイケてない、(3)磨き方が足りない、のいずれかだそうだ。彼は、0.2ミクロンのアルミナ粒子が如何に研磨剤に適しているかを熱く語ってくれた。彼は金属材料に造詣が深い。いい人だが変な人だ。

とりあえず、貰ったアルミナ粒子とやらを試してみることにした。いつものように「とある知人」に手伝ってもらった。やっぱりいい人だ(変な人だが)。

写真1 0.2ミクロンのアルミナ粒子(研磨剤)

見た感じはヤバそうな粉である。小指で少しなめて「うん、上物だ」なんて言いそうである。このままではどうしようもないので、水で溶いてスプレー容器に入れた。

写真2 研磨剤を水で溶いてスプレー容器に入れたところ

今回も電動ポリッシャーを使った。これはAC100Vで動作するものである。

写真3 電動ポリッシャー

きれいに水洗いしたボンネットの上を、研磨剤をスプレーしながら丁寧にポリッシャーで磨いていった。どれぐらい磨いたらいいのかよくわからないので、結構適当だ。ボンネット全面を磨くとこんな感じになる。白い部分は研磨後に乾いたところである。左半分はまだ乾いていない。

写真4 研磨直後のボンネット

前回のように研磨剤をカーシャンプーで洗い流した。

写真5 研磨剤を洗い流した後

念入りに研磨したところは確かに鏡面のようにツルツルになっている。しかし、適当にやったところは、まだ艶消し状態である。もう一度磨き直そうかと思ったが、今回はこのあたりでやめておくことにした。この後、前回と同じようにポリラックを塗布した。

写真6 ポリラック塗布後

鏡面研磨作戦はつづく・・・・。次回予告「鏡面研磨その3 − おおっ! これぞ鏡面!」

 

リアガーニッシュ購入 − 塗装するの?

Yahooオークションで「リアガーニッシュ」が売りに出ていた。BMW純正ではなく、エアロ屋さんに作ってもらったオリジナルパーツだそうである。5,000円だったので何気なく入札してみたら、落札してしまった。送料は代金引換手数料込みで1,370円也。

写真7 購入したリアガーニッシュ

リアガーニッシュの色は一応黒だが、表面には傷が多い。そこで、私のBMWの色のオリエントブルーに塗装してみようと思った。DIYで挑戦である。もちろん、缶スプレーで塗装することになる。

しかしながら、カー用品店に行ってみてもBMWのオリエントブルーの色はない。インターネットで調べてみると、Soft99とHoltsには店頭で色を調合してもらえる特注システムがあるようだ。Soft99のはアクリル塗料、Holtsのはウレタン塗料である。塗装が固いのはウレタンなので、Holtsの塗料を購入することにした。行ったお店は京都府八幡市にあるオートバックスガレージである。オリエントブルーのカラーコード317を告げ、特注色を作ってもらった。待つこと30分。特注缶スプレーのできあがりである。
 
写真8 購入した特注色

特注缶スプレーは2,500円(税別)であった。高いのか安いのかよくわからない。ただ、車の塗装は時間とともに色が変化しているので、このスプレーの色とは少し違うかもしれない。まぁ、DIYだからそのぐらいはよしとしよう。

今は忙しいので塗装できないが、そのうちに塗装に挑戦してみる。つづく・・・・



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejpgmail.comまで。

メンテナンス一覧へ