2020年2月1日(土)

DD2号 ATF添加剤 − INSTANT SHUDDER FIXX

先日、「DD2号 エンジンの振動 − 原因の考察」として、実はエンジンの振動ではなく、ATのジャダーであったことを考察したが、まずはそれを確かめるために、ATFの摩擦係数を高めるための添加剤を入れることを報告した。そのための添加剤を探して、「Dr. Tranny Instant Shudder Fixx」をいう添加剤を見つけた。これはLubeguardという会社のものである。Trannyってトランスミッションのことだし、「Instant Shudder Fixx」という名前が、ジャダーを直してくれそうだ(笑)。そんなわけで、写真1のように2本の添加剤を購入した。価格は2本で2,362円(送料込み)であった。


写真1 購入した添加剤

これは1本で10リットルまでのATFに対応するようで、1台の車につき最大2本まで入れていいようだ。では、早速、ATFに投入してみよう。まずは、写真1のように車の両輪をウマにかける。


写真2 ウマにかけたところ

そして、写真3のように、車体下にある前後のアンダーカバーを外す。


写真3 前後のアンダーカバーを外したところ

車体の下からATのオイルパンを見てみると、写真4の赤矢印のところにフィラープラグが見える。ここから添加剤を入れればいい。


写真4 ATのオイルパン

ただ、緑矢印のドレインプラグを見ると、なんかオイルが漏れている・・・・。見なかったことにしておこう・・・。

このままプラグを外すと、オイルパンに溜まっているATFが漏れてくるので、エンジンをかけてブレーキを踏みながらATをDやRに入れる。そしてPに戻してからフィラープラグを外す。すると、写真5のようにATFが漏れてきた。


写真5 漏れているATF

しばらくするとATFの漏れが止まったので、写真7のようにInstant Shudder Fixxを投入してみた。今回は1本だけ。


写真6 Instant Shudder Fixxを入れているところ

その後、フィラープラグを元に戻して、フィラープラグ周辺のオイルを拭き取り、アンダーカバーを元に戻せば作業完了だ。ATF添加剤を入れた後、少し試走してみたが、エンジン温度が上がっても振動は完全になくなっていた。やはりATのジャダーが原因だったようだ。これでしばらく様子を見てみよう。



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