2018年4月18日(水)

F10 ワイパーゴムの交換 − たにやんさんより

今回は久しぶりのご登場、「北の代表」たにやんさんより、F10のワイパーゴム交換のレポートをいただいたので紹介しよう。


ご無沙汰しております。

あいつそろそろ新しい車に買い換えるんじゃないのか?、とごく一部地域で噂されているたにやんです。本人曰く、「そんな車買い換えるような金がどこにあるんだよ」ってのが現時点での見解ですので、もう少しF10と共に生きていく予定です。

さて、先日DDさんのワイパーゴム交換の記事を見て、なるほど自分でもやってみようと思い立ちました。暖かくなると悪い虫もうずき出してくるものですね。

ご存じの通りかどうかは判りませんが、最近のBMWを新車で購入してそこそこの値段の保証料を支払いますと、最長5年間の各種保証が付いてくる中で(私はこれで購入3年目にしてラジエーター交換を無料で行いました)、毎年1セットだけですが夏用ワイパーを新しくしてくれます。他にもほとんど忘れましたが、オイル交換なども車検時に無料でやってくれたりします。

それから新車のBMWとて保証を付けずに乗るなんて荒技は絶対におすすめ出来ませんので、保証料が高いなと思ってもメーカー保証には必ず入った方が賢明です。最近の車はコンピューターが一つ壊れますと平気で50万くらいの請求が来ます。間違いなく泣きます。

保険に入らない場合、普通に壊れて何も言わずに直してくれるのは、新車購入1年間だけです。と言うよりも新車で買って1年以内に壊れる(不具合が起きる)車ってどうなのよって話も無い訳では無いですが、ここをご覧のオーナー様なら「それも十分にあり得るな」という考えの持ち主の方がほぼ全員だと思いますが。

ただしその保証の恩恵が受けられるのも保証期間の5年までで、それ以降はそのようなサービスはなく当然の如く自腹でワイパーを購入しなければなりません。それがまぁ良いお値段がするものですから、どうしようかと思っていた矢先にDDさんのワイパーゴム交換の記事を見て、自分でもやってみようと思い立った次第であります。そう思えるのも、手元に何本も使ってないワイパーがあるからに他なりません。何事練習が必要ですね。

BMW純正エアロワイパーです。DDさんの記事を見比べると、私の物はワイパーブレードキャップの穴などが無いタイプです。はなから「ゴムだけを交換する」なんてケチくさいことは考えてない作りとなっています。よって分解にはある程度の「力業」が必要となってくるように思えます。

基本的に工業製品は神が創造した生体と違い人間が作ったものですから、それを同じ人間がばらせないわけがないというのが私の持論でありまして、きっと何処かに分解のとっかかりがあるに違いないと当たりを付けて部品の隙間に精密ドライバーをツッコんでみました。

分解してから判ったことですが、ワイパーブレードキャップ端のキャップが留まっているのはここの部分でした。
ただここからこのキャップをこじるのはちょっと難しかったので、自分はその裏側から攻めてみることにしました。

やや無理矢理ではありますが、この位置に精密ドライバ(マイナス)を差し込んでワイパーブレードのキャップをちょっとだけ力業でこじります。感覚的には「捲り剥がす」って感じでしょうか。ちょっと捲り上がったところで上からサポートの持ち上げを行うとより良いかも知れません。それなりに軟らかい部品なので極寒の時期を避けて暖かい室内で行えば壊れることはないような気がする素材のようです。

写真では格闘の末に傷ついた金属部分が写っていますが、この様にキャップを外すことが出来ます。キャップが固定されているのは金属の端っこででやや浮き上がっている部分がありますが、そことキャップ内側の凸部分で固定されているようです。

格闘のあとがみられますが、キャップ内部でちょっと潰れてる所が引っかかりの部分です。なので写真2枚目の部分からアプローチするとこの部分を破壊してしまう恐れもありますので止めた方が良さそうです。裏側から静かに丁寧に繊細かつ大胆にこじる方が良いと思われます。用心するには少し温めてプラスチックを柔らかくしてからの方が良いかも知れません。

それでもどうにか外すことが出来ましたのでワイパーのゴムを抜きます。

が、抜けません。

隙間が見えるでしょうか。この隙間の左側が針のようになっていて、それがゴムに突き刺さる形でゴムの移動を阻止しています。

そこをすこしだけ精密ドライバーで起こしてやるとゴムと針が外れてゴムが抜けます。

無事抜けました。

ワイパーゴムはこの様な形の物でしたので、恐らくはDDさんがご購入された激安(笑)ワイパーゴムと同じ形状かと思われます。ゴムを購入してあとは取り外した逆の手順で組み立てれば完成となります。

今回、やや力業でワイパーのキャップを除去していますが、ワイパーゴムはワイパーキャップによる固定とは別の方式で本体と固定されていますので、万が一キャップがワイパー作動時に何処かに飛んで行ってしまったとしても、ゴムまで一緒に外れてしまうことはきっと無いと思います(きっとかよ!)。

ただし、私自身まだ新しいゴムを入手していないため、この方式でキャップを取り外した場合どの程度の耐久性があるかは未知数です。どなたか勇気のある方はヒトバシラーとして挑戦してみて下さい。


DDは純正のワイパーブレードを分解しようとして諦めたのだが、たにやんさんは見事に分解している。でも、そろそろアルピナに買い替えようかっていう方が、なんとも貧乏くさい投稿レポートだろう(笑)。きっとDDのメンテレポートを読みすぎて、DDの貧乏根性がうつってしまったのかもしれない。そんなことしてると、DDの貧乏までうつりますよ(笑)。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた たにやんさんに感謝する。


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