2015年8月17日(月)

ミラー下LED点滅 − おく隊長さんより

今回は、 北海道のおく隊長よりシンプルな方法でミラー下LEDを点滅させるレポートをいただいたので紹介しよう。これなら、面倒な回路を作ったりしなくて済む。


こんにちは。北海道の おく です。最近E39のコロすけさんのミラー下LEDを点灯させるお手伝いをして、なんか自分のも光らせてみたくなってしまいました(笑)。

自分の車はド初期型で、元は手動防眩式のひらべったいミラーがついていましたが、早い段階で後期型の自動防眩付に交換していました。下部のつまみが黒いタイプです。

しかし僕は、免許取得から20年と少々、一度たりとも防眩ミラーを使ったことがありません(笑)。 防眩の必要性を感じたことがなく・・・。なのでこのミラーも配線は一切つながっておらず。じゃぁなぜ自動防眩ミラーなのかと? かっこいいんですもん形が(笑)。

まずはつまみの部分がどうなっているのか。無いとは思いますがLEDが入っていないか? 分解してみましょう。上部のネジ3個を外して・・・

三枚おろしになりました。液晶の配線がつながっています。

つまみは・・・引っ張ると抜けました。

黒い円筒状の部品3個は、純正キーレスの受光部ですね。残念なことにLEDはやっぱり入っていません。

ここで、今回の作業に当たり用意した材料や資料を。

まずは、つまみが赤いタイプのミラーを入手しないことには話が始まりません。近所の解体屋に行くとE46の解体車があり、運良くルームミラーを入手(500円・・・)

そして、LEDをセキュリティ風に点滅させるための回路は、カー用品店に売っていた汎用の点滅リレー。。。実売2千円くらいでしたが、回路を考えたりめんどくさいのでこんなので良いかと。(DDさんに怒られるな・・・)

2出力あり、点滅パターンも様々・・・。結構面白いことに使えそうですね。出力DC12Vですが、ミラーのLEDも回路ごと12V入れればいいので、このリレーの出力をそのままミラーに接続すればいいでしょう。

今回セキュリティ風に点滅させるに当たり、キーオフで自動点滅…にはしたくなかったのです。キーオフで点灯させるならACC電源を反転させればいいので簡単ですが、大体うちの車庫に止めてるときは点滅させる必要ないし、強制オフスイッチ付けるのは煩わしいし。

自宅の車庫ではドアはロックしないので、ドアロック時のみ点滅させる方法を検討しました。一般的にはキーレスつける時のロック線・アンロック線を用い、リレーを使ってロック時12V保持回路を作るのでしょうけれど…。 僕は良いものを見つけました。

運転席側ドアロックモーターからGMまで、ロック時常時12V掛る配線があることを! これからLEDへ電源をもらえば、ドアロック時のみ点灯させる回路はもう出来上がりです。LEDもなんぼ電気食うのか調べてませんが、ごくわずかでしょうから影響も出ないでしょう(自分都合)。そしてこの配線は(うちの年式では白/緑だそうだが)、いったいどこで捕まえられるのか?

前ドアからリヤシート下までの配線・・・。まぁどうせドアサイドシルの束にいるんだろうなーなんて安易に考えてカーペットめくってみると・・・。

はい!いました白/緑! こんな簡単でいいのかなー(笑)。でもホントにこの配線で合ってるのでしょうか?

はい!ロック時12V、アンロック時無電圧。あっさり行き過ぎて怖いです。

さて、これで今回の作業の方針を決定できました。ドアロック時12Vの電源を用い、汎用点滅リレーを使用してミラー下純正LEDを点滅させる。

…でもね。なんかE46のミラーの形が気に入らないんです。下部が台形に出っ張っている方がかっこいい・・・。E39純正が手に入れば赤いつまみの台形に出っ張ったやつなのでいいのですが。 そこで、E46ミラーもばらして、中身をもとのミラーに移植することにしました。

ばらして…

LEDの付いた基盤は摘出完了。赤いつまみ、力任せに引っ張ったら軸がポッキリ折れました(笑)。黒いつまみと違い、軸も樹脂の一体成型で、かなりきつく差し込まれているようです。

赤いつまみはとりあえず置いといて、LEDの確認を。事前に調べた情報で、純正LEDはミラーのカプラー8番橙(+)、9番緑(-)で点灯するとのこと。カプラーから配線を抜出し、恐る恐るバッテリーにつなぐと光りました。

ただし。。。自動防眩ミラーと手動防眩ミラーでは基板のサイズが違います。


上:手動防眩(E46用) 下:自動防眩(E34後期)

左側のネジ穴だけでも使えるかなと思ったものの、上下方向もネジ穴の位置が違い、正しい位置に付かず。

また、基板裏面のカプラーもミラー内部のブラケットに当たり、これまたダメ。。。

ここまで来たら、後戻りはしたくないので(笑)、カプラーを抜き…

カプラーの受けもニッパーで撤去し…、配線直ではんだ付け(笑)。絶縁は確実に! (キーレス機能も不要なので、必要な橙と緑だけしか接続していません)

基板をミラーに止める方法も、ネジ穴が使えませんので強力両面テープで。キーレス機能も、自動防眩機能もいらない僕は、鏡の裏にあったその他基板類は一切もとに戻さずミラーの軽量化を図りました(笑)。

制御基板を捨てられ、制御不能な液晶ミラーを元に戻し。さて、赤いつまみですが軸がなくなって取付けられない。どうしたものか。え、何か見えますか?

ミラー本体に。。。接着剤でくっつけました(笑)。いいのです、防眩機能ないのでどうせひねることなんかないですから(笑)。

何とかミラーにLEDを移植できたので、車体にミラーを取付け、仮に配線を接続して試験点灯してみましょう。それっぽく光ってますなぁ

車両への配線を仕上げていきます。


※注: 上図ではルームミラーの9番ピンへの配線の色が「茶」になっていますが、正しくは「緑」です。

配線接続図 なんと手書き(笑)。

アースは、ルームライトより頂き点滅回路とLED回路へ接続。点滅回路出力先とLED回路橙を接続。点滅回路は、ルームライトの穴から天井内に放り込んで終了。

新規で引く配線は、ドアシルからの電源線1本だけです。天井内張り前部〜Aピラーへと適当に通します。外すのはピラーの内張だけです(笑)。

本来であればダッシュの小物入れとかフロントスピーカーのパネルとかを外して配線すればいいのですが、もう手抜きで小物入れの横のモールの中をずるずる通してサイドシル内で接続しました。。

E39に触発されて思い立ち、思いつきで配線を見つけ、良い夏休みの自由研究になったと思います(笑)。キーレスとかセキュリティの記事を探しましたが、このロック時常時12Vの記載が見当たらなかったので投稿させていただきました。。。

・・・E63なんかだったら、パソコン一つでコーディング〜ってな感じなんだろうなぁ(笑)。


LEDの点滅回路を使えば、ややこしい回路製作なしでミラー下のLEDを点滅させられる。おまけに、キーロックで12Vがかかる配線があれば、もっと簡単だ。LEDの点滅回路消費電流は、測ってみないと正確なところはわからないが、バッテリーの自然放電の方が大きいぐらいのレベルであろう。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいた おく隊長に感謝する。


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