2015年8月8日(土)

DD2号 ドライブレコーダの取り付け − モニタなし小型タイプ

先日、AVインタフェースを取り付けたこと を報告したが、その理由の一つはドライブレコーダを取り付けたかったからだ。DDが取り付けたいと思っていたドライブレコーダは、写真1のように液晶モニタがなく、外部モニタに映し出すタイプのものである。


写真1 ドライブレコーダ(サイトより転載)

このドライブレコーダは小型のため、フロントガラスに貼り付けたときに邪魔にならない。以前のドライブレコーダは、フロントガラスにサンシェードを置こうと思った時に非常に邪魔になっていたのだ。

このドライブレコーダは、常時12V、ACC電源、アースおよび映像信号の4本の配線を接続すれば使える。あとは本体をフロントガラス上部に貼って、配線を隠すだけだ。価格は3,980円(送料込み)であった。DDにしては高価なモノを買ったものだ(笑)。

取り付けは、まず運転席側のサンバイザーの取り外しから。写真2の2つのプラスネジを外す。


写真2 サンバイザー固定ネジ

サンバイザーには、ミラーを開けたときにランプを点けるためのスイッチが入っており、その配線がある。写真3に示す配線のコネクタを外す。


写真3 コネクタ

これでサンバイザーはフリーになるはずだ。次に、サンバイザーの逆側にある固定フックを外す。これは、まず写真4のように両側のカバーを外すとネジが見えるので、それを外せばいい。


写真4 固定フックのネジ

次に、運転席側のAピラーの内張りを外すのだが、そのまえに写真5のように運転席ドアのウェザーストリップのAピラー部分を外しておこう。


写真5 運転席ドアのウェザーストリップ

運転席側のAピラーの内張りには、写真6のように「AIRBAG」と書かれたプラスチックの蓋があるので、それを外す。


写真6 AIRBAGと書かれたプラスチックの蓋

これは少し外しにくいが、Aピラーの内張りに傷や汚れを付けないように注意しながら外そう。この蓋が外れたら、写真7のように中にトルクスネジがあるので、これを外す。


写真7 トルクスネジ

トルクスネジを外せば、Aピラーの内張りを外すことができる。Aピラーの上の方を持って、車体内側の方に引き抜けばいいい。プラスチックピンが1本あるので、割らないように注意しよう。写真8にAピラーの内張りを外したところを示す。


写真8 Aピラーの内張りを外したところ

あとは、フロントガラスの貼り付け位置をアルコールで脱脂した後、写真9のようにドライブレコーダを貼り付ければいい。配線は天井の裏とAピラー内貼りの裏を通して、運転席足元のパネル裏まで持ってきておく。


写真9 ドライブレコーダを貼り付けたところ

最後に、常時電源(OBDコネクタより)、ACC電源(シガーライターより)、GND(シガーライターより)、映像信号(AVインタフェースのAV入力1)を接続し、内張り等を元に戻せば作業完了だ。

ドライブレコーダの設定は、オレンジ色のメニューボタン、その右にある2つのUP/DOWNボタン、および筐体左側にあるSETボタンの4つで設定する。現在時刻、撮影映像の解像度、LED信号撮影のための電源周波数、保存ファイル周期、ショックセンサーの感度等、多くの項目が設定できる。また、実際に撮影される映像は、写真10のように液晶モニタに映すことができる。


写真10 撮影映像

ドライブレコーダが小さいので、フロントガラスに付けるサンシェードとも干渉しない。撮影された映像はMicroSDに保存されるのだが、昼間に走った映像をPCで再生させたところ、対向車とのすれ違いの時に、問題なく対向車のナンバーが読めるぐらいの解像度である。あとは、耐久性だな。



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