2015年6月12日(金)

DD2号 バッテリー復活装置の取り付け − インド製

先日、嫁さんのNOTEにバッテリー復活装置を取り付けたことを報告したが、それをDD2号に移植することにした。NOTEのバッテリーは安く購入できるが、DD2号のバッテリーの価格は洒落にならないからだ。

DD2号のバッテリーは、写真1のようにトランクのカーペットを捲った下にある。


写真1 DD2号のバッテリー

バッテリーのような重いものを車の最後尾に置くのは、前後の重量配分を50:50に近づけたかったからだろうか? でも、こんな重いものを後端に置いたら、モーメントが大きくなってしまうのに・・・。まぁ、それはさておき、このバッテリーの近くにバッテリー復活装置を置くことにする。ただし、バッテリー復活装置は動作時に60mAもの電流を流してしまうため、あまり動かさないDD2号に取り付けるためには、イグニッションONの時のみ動作するようにしないといけない。そのためには、イグニッションONで+12Vがかかる配線を見つけ出して、それをバッテリー復活装置のリレーに接続してやる必要がある。

写真1をよく見てみると、上の方に写真2のようなヒューズがある。このヒューズをテスターで当たっていった結果、F85,F87,F88,F89がイグニッションONで+12Vがかかるところのようだ。


写真2 ヒューズ

このうち、F87は図1のようにシガーライターに接続されているところであり、少しの負荷を接続しても問題なさそうだ。


図1 F87関連の回路図

そこで、F87のヒューズからリレーの信号を取ることにした。簡単にF87の回路に接続するため、写真3のようにF87の20Aのヒューズにリレーの信号線をハンダ付けする。


写真3 ヒューズにハンダ付けしたところ

一応、ハンダ付けが外れないように、上部をエポキシ系接着剤で固めておいた。

一方、バッテリー復活装置本体を入れた箱は、写真4のように裏側に両面テープを貼って、これをバッテリー本体に貼り付けることにした。


写真4 両面テープを貼ったところ

両面テープの剥離紙を取り、写真5のようにバッテリー本体に貼り付けた。


写真5 バッテリー本体に貼り付けたところ

あとは、写真6のようにバッテリーのプラスとマイナスのターミナルにケーブルを接続して・・・、


写真6 ターミナルへのケーブルの接続

写真7のようにリレーへの配線を接続したヒューズをF87のスロットに入れれば作業完了である。


写真7 F87ヒューズ

イグニッションをONにするとリレーが動作し、写真8のようにバッテリー復活装置がパルスを出し始めていることがLEDの点灯でわかる。


写真8 バッテリー復活装置の動作中

前のDD号の時はバッテリー復活装置を取り付けていて、6年以上もバッテリーが元気に動いていた。それがバッテリー復活装置のおかげかどうかはわからないが、今度のものも同様の効果があることを期待する。



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