2013年8月24日(土)

ソーラー充電器の修理 − 熱による変形

以前、バッテリーの補充電のためにソーラー充電器を設置したことを報告した。写真1に設置したソーラー充電器を示す。


写真1 ソーラー充電器

このソーラー充電器のおかげで、3週間ほど車に乗っていなくてバッテリーが弱くなることがない。しかし、最近の猛暑で、このパネルが写真2のように歪んでしまった。どんだけ暑いんだよ・・・。


写真2 歪んだソーラー充電器

このソーラー充電器は、吸盤でフロントガラスに取り付けており、走行時には簡単に外すことができるようになっている。ソーラー充電器を外してそれを横から見ると、写真3のように熱でパネルが変形しているのがわかる。


写真3 熱による変形

このままでも使えないことはないとは思うのだが、さらに熱で変形してしまわないように、今のうちに修理することにした。熱で歪んだパネルを元に戻すためには、再び熱を当ててやればいい。ここでは、写真4のようにヒートガンを使ってパネルを温めてやる。


写真4 パネルを温めているところ

パネルのプラスチックが柔らかくなったところで、写真5のように上からソケットレンチの箱を置いて真っ直ぐになった状態で冷ましてやる。


写真5 パネルを冷ましているところ

これで写真6のようにパネルが真っ直ぐになった。


写真6 歪が直ったパネル

ただ、このままソーラー充電器を車内に戻したら、再び熱によって歪んでしまうだろう。そこで、この歪んでいた部分をネジ留めして、再び歪まないようにする。まずは、写真7のようにドリルで穴を空ける。


写真7 ドリルで穴を空けているところ

そして、写真8のように3mmφのネジで上下のパネルを固定した。


写真8 ネジ留めしたパネル(1)

これを横から見ると、写真9のように固定されており、少し歪んでいる部分が残ってはいるものの、まだしばらくは使えそうだ。


写真9 ネジ留めしたパネル(2)

最近、DDはあまりDD号に乗っていない。長いときは3週間ぐらい乗らないときもある。しかし、ソーラー充電器のおかげで、セルを回すときに不安を感じることはない。バッテリーの補充電効果は十分なようだ。



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