2012年10月7日(日)

E39 リアコントロールアーム・ガイドアームの交換 − コロすけさんより

E39メンテレポートNo.1のコロすけさんより、リアのコントロールアームとガイドアームの交換レポートをいただいたので紹介しよう。


DD様、皆様、大変大変お世話になってます。大きなことが出来ないコロすけで御座います。

 

【はじめに】

以前より、懸案事項だったアーム類をそろそろ交換しましょうかとなりまして、同じく足回りより異音が出ている蝦夷の宴会部長のたくみちゃん様と部品をインターネットで物色しましたところ、輸入するとどうも円高の恩恵も受けられそうです。購入先はペリカンパーツが良さそうだって事にたどり着きました。

ここで、問題が(笑)。たくみちゃん様は、ebayならお手の物らしいが、ペリカンパーツでは購入した事が無いとの事。私は国内調達オンリー(笑)。2人共ペリカンでの購入は無し…。途方にくれそうになっていると、蝦夷代表様がペリカンパーツ購入経験者と判明! 相談をすると共同購入を快く引き受けて下さいました。早速、とある日曜日の昼下がり、代表様の所で購入と相成りました。

購入品目

パーツ

パーツナンバー

コントロール アーム LH、RH  31121094233、31121094234 
プル ストラット LH 、RH 31121141717、31121141718
タイ ロッド LH、RH 32111094673、32111094674
ダスト カバー×4 32131092876
リアコントロール アーム LH、RH 33326767831、33326767832
リアガイド アーム 33326768791
その他ショートパーツ等  

総額…、$2450.20! あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*) 円レートが70円かぁ〜

発注後、2週間程で到着しました。いやいや凄い量だわ(爆)

仕分けてこんな感じですね(笑)。

たくみちゃん様分

コロすけ分

組み替える前に、一仕事。。。そう、グリース詰めです。。。一応確認してみますと、これじゃ少ないですよね?

ブーツを破かないように慎重に外して、何とかグリースを詰め込んで元に戻します(グリースで…ベトベトです)。

※注意点
ALPY様より神の声を頂きました。『違うオイルやグリスは混ぜるな!基本です。』

 

【交換作業】

交換作業自体は簡単な作業ですが、何点か注意点があります。ジャッキアップを、リジットラック(ウマ)を掛けてタイヤを外します。(最重要!)

今回交換する部品

ガイド アーム:33326768791−M

コントロール アーム:33326767831(LH)、33326767832(RH)−Q

 

リアコントロールアーム編

ABSセンサーをコントロールアームから外します。

ボールジョイント部を外して行きます。外す際には、21oと10o(共周り防止)を使用します。

ボールジョイント部はプーラーを使用しなくても外れてきました。

ラバーブッシュ部を外します(18mm…ひょっとすると片方は16mmだったかな?)

新旧比較

ラバーブッシュの方は切れ等のダメージは見られませんが、ボールジョイントの方はブーツが破けています。

後は元通りに取付けて完了ですが、締めこむ際には、1Gを掛けて締め込みます。

ここで、1つ問題点が(笑)。新旧比較で分かります様に、新しい方のクビレが少し短くなっています。短くなってると言う事は、ABSセンサーを取付ける際にズレが生じてしまい確りと留める事が出来なくなったので、タイラップで留めました。

締付トルク:142Nm(ボールジョイント側)
締付トルク:110Nm(ラバーマウント側)

 

ガイドアーム編

ガイドアームのラバーブッシュ部には、トーを調整(確か?)するエキセントリックボルト(偏芯ボルト)なる物で、留っています。ナット側にもエキセントリック ワッシャーを使用しています。

緩める前に、アライメントの関係も有りますので、エキセントリックボルトにマーキングをします。(位置が分かる様に大胆に)

ボールジョイント部を外して行きます。外す際には、16oと7o(共周り防止)を使用します。

7mmの工具が無かったので、小さなモンキーで代用です。こちらも、ボールジョイント部はプーラーを使用しなくても外れてきました。

ラバーブッシュ部を外します。(16mm)

ここが、御覧の通り狭くて狭くて。。。(R側は燃料タンクからの配管が有りますのでもっと狭いです)。リアタイヤハウスのインナーカバーを外すともう少し作業空間が出来ます(今回は外さず行います)。狭い作業空間ですので取外しに時間がかかります(笑)。

新旧比較

ラバーブッシュ・ボールジョイント共にダメージは見られませんが、ボールジョイント部はグラグラでした。

後は元通りに取付けて完了ですが、ここも締めこむ際には、1Gを掛けて締め込みます。

締付トルク:60Nm(ボールジョイント側)
締付トルク:55Nm(ラバーマウント側)

 

【おわりに】

締め込む際に1Gを掛けて締め込まないと、ラバーブッシュに負荷が掛り早期損傷の原因になりますので御注意下さい。

作業自体は、作業空間が若干狭いのを考慮しましてもDIYで頑張れば出来る範囲だと思います。ですが、アライメント等足回りの重要部品ですので交換等を自分で行う際には、自己責任で慎重の上に慎重にお願い致します。アライメント等に狂いが生じると、走行性・タイヤの編摩耗等影響が出る可能性が有りますので、交換後は、アライメント測定をされる事を前提で御願い致します。

締付トルクは、BMW TIS Online Repair Manualsを参考にさせて頂いております(書籍のベントレーマニュアルと…若干違いが有ります)。

ベントレーマニュアルの記述

尚、間違い等が有る可能性も有りますので、再確認の程宜しくお願い致します。


結構面倒な作業だが、あっさりとやってしまう辺り、さすがはコロすけさんだ。

末尾ではあるが、いつも詳しく有用なレポートをいただいくコロすけさんに感謝する。


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