2011年12月25日(日)

メディアプレイヤーの取り付け − その1

以前に、「カーステレオのフロントパネルの移設」として、カーステレオのヘッドユニットのフロントパネルだけ車内に取り付けて、本体をトランクに取り付けたことを報告した。しかし、最近、写真1のようにフロントパネルの表示がおかしくなりだした。


写真1 フロントパネルの表示

写真1を拡大したところを写真2に示す。


写真2 フロントパネルの表示(拡大)

少し配線を調べてみたのだが、特に異常は見当たらない。どうして・・?

運転中にカーステレオが聞けないのは寂しいので、この際、カーステレオの代わりにメディアプレイヤーを載せてみることにした。メディアプレイヤーなら音楽だけでなく動画もナビのモニタに映し出すことができる。写真3に購入したメディアプレイヤーを示す。


写真3 購入したメディアプレイヤー

購入したものは、写真4に示すように、プリンストンのPAV-MP1LP(9,200円)と車両から電源を取るためのシガレット電源アダプタ(1,745円)である。


写真4 PAV-MP1LPとシガレット電源アダプタ

このメディアプレイヤーはレジューム機能が搭載されているので、車載にも使えるようである。すなわち、エンジンをかけたときに前回電源を切ったところから再生し始める機能を持っている。

また、このメディアプレイヤーは、2.5インチ SATAのハードディスクを本体の中に入れて記録媒体として使うようだ。DDも写真5のように、手持ちの80GBのハードディスクを入れてみた。


写真5 ハードディスクを入れたところ

このメディアプレイヤーを操作するためには赤外線リモコンを使わないといけないが、メディアプレイヤー本体はトランクに設置したカーステレオの代わりに取り付けたい。

そこで、本体をトランクに取り付けて室内からリモコンを操作するために、本体のリモコン受光部を延長することにした。すなわち、本体をトランクに置き、リモコン受光部を室内に置けるようにする。写真6に赤外線リモコンの受光部を3本の配線により延長したところを示す。


写真6 赤外線リモコン受光部を延長したところ

このリモコン受光部はメディアプレイヤーに付いていたものではなく、別途、赤外線リモコン受光素子IRM-3638N3を購入した(210円)。写真7にリモコン受光部を示す。


写真7 リモコン受光部

このリモコン受光素子は、搬送波変調周波数が38kHzのものでフォトトランジスタの中心感度波長は940nmだ。

取り付けの際には、この受光素子の部分だけリアシートの裏側から室内側に引き入れておき、メディアプレイヤー本体は、写真8のように、トランクにあるナビのハイダウェイユニットの上に設置する。


写真8 メディアプレイヤー本体の設置場所

メディアプレイヤーの電源は、写真4に示すシガレット電源アダプタを使ってACCに接続した。また、音声はメディアプレイヤーのRCA出力をDD号のパワーアンプに直接接続した。一方、映像信号はナビのハイダウェイユニットに接続した。写真9に各種信号を接続したところを示す。


写真9 各種信号を接続したところ

これで動作させてみたところ、音声がスピーカーから出力されると同時に、映像がナビのモニタに映ることを確認した。ただ、エンジンの回転に合わせてノイズが聞こえるので、メディアプレイヤーの電源ラインにノイズフィルタを入れてみたところ、ノイズがピタッとおさまった。

なお、このメディアプレイヤーがどのように動作するのかについては、後日レポートする。



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