2011年5月31日(火)

エアコンガス注入 − アクアマリンさんより

今回は、E36にお乗りのアクアマリンさんより、エアコンガス注入のレポートをいただいたので紹介しよう。


アクアマリン号は毎年春になるとエアコンガスを注入するのが購入した年から恒例になっている(^_^;)

ナゼって〜? 冬場はエアコンOffで、加速と燃費重視ですから(^_^;;)

で、なんでエアコンOffでガスが漏れてしまうのかって事なんですが、

  1. 配管のジョイント部分のガスケットやオーリングの劣化。
  2. R-134aの分子はR-12の分子構造より約25倍も小さく細かいため元々漏れやすい。
  3. コンプレッサーの焼付き防止とジョイント部分からの漏れをなくすために元々配管内に入っているエアコンオイルがガスと一緒に抜け出てオイル不足気味の場合。
  4. エアコンOffの期間が長いとエアコンオイルが配管内を回らないために下がってしまいジョイント部分からガスだけ漏れる。

他にもいくつか原因はあるのですが、旧車の場合は、上記の原因が複合して漏れる場合が殆どでしょう(;_;)

識者の方には環境破壊だぁって怒られそうですが、 ディーラーでもエアコン修理は高額なので、ガス補充を勧める営業さんも多いとか(笑)

で、今年も暑くなる前にガスを入れようといつもお世話になってるショップに行くと、 猫の手も借りたいぐらいに忙しそうにされてます。 私が居ても邪魔なだけですからエアコンガスを4缶だけ購入して帰ってきました。

後日、姫路のお方に業務用と同じタイプの マニホールドゲージを借りようと連絡してみましたが、お互いの都合が合わず断念(;_;)

エアコンオイルも欲しかったのでネットで検索すると、DIY用のエアコンガスチャージホースを発見! 値段もお手頃だったのでポチっとな(^^)

数日して大陸製の商品が届きました^^;

ゼンマイ巻きハンドルみたいな部分が開缶バルブなのですが、 エアコンガスの開缶について説明書を読むと、 「バルブを最後まで締め込んで開缶させてから6回転戻します」とあります。 さらに、「7回転以上はまわさないでください」とあります。

どうやら6回転がミソのようです(笑)。 ガス缶を付けないでシュミレーションしてみました。

なるほど〜5回転あたりからバルブが開いて6回転で全開になります。 それ以上回すと、ハンドル自体がめねじから抜けそうです!

7回転迄まわして、それ以上回したい衝動に駆られましたが、ガスチャージ前に壊れると元も子もないので・・・(笑)。

シュミレーションしながら気がついたのですが、 開缶バルブを回転するのに、当然何回転目か数えてるんですが、 途中で、あれ〜何回転目だったっけ??って思うわけですよ!

ハンドル形状からして1回の動作で180度で手を離してしまい、 360度回せないんです。(この表現で判ってもらえますかね〜)

つまり、半回転を12回やることになります。 だったら1から12まで数えりゃいいんですが、どうしても6回転が頭から抜けなくて^^;

なので、ハンドルの裏に穴が空いていたので、回転回数の目印にその辺にあったネジを埋め込みました(爆)。

シュミレーション中にもう1つ気付いたことがありました。

ねじ込んで開缶させる錐(きり)みたいな部分ですが、 大陸製だけあって五寸釘みたいに先が太くて、 これじゃ穴が開かないなぁと思ったので、 先っちょをヤスリで削りました!(画像は削った後です)

今回のガスチャージに合わせて用意したエアコンオイルです!

通称PAGオイルとも言いますが、コノ1缶でオイル20cc入っています。それを混合するR-134aガス30ccの圧力で注入するような仕組みです(゚o゚)

さてと、実際にガスチャージに取り掛かります。 アルミの配管が2本あります!  細い方が高圧側、太い方が低圧側の配管です。

DIYでガスチャージする場合、必ず太い方の低圧側より行って下さい!!
                     
    ここ、試験に出ますからメモっとくように〜(笑)

  1. エンジンをかけてエアコン全開、温度設定も冷え〜に設定します。
     
  2. 低圧側のキャップを開けます。
     
  3. チャージホースの開缶バルブを全閉状態から6回転します。
      (当然ですが、ホースによって回転数は違いますので〜)
     
  4. 開缶バルブにガス缶をねじ込んで取り付けます。
     
  5. 低圧側にチャージホースのジョイント部を取り付けます。


     
  6. パージ処理します。
    パージとはエアコン配管内に空気を入れない為に、 チャージホース内の空気を逃がす処理ですが、 具体的には、この状態で開缶バルブのガス缶を少しずつ緩めていきます。
    車体側にエアコンガスがあれば、開缶バルブからガス缶が外れた瞬間に、 プシューとガスが出てきますので、直ぐにガス缶をねじ込みます。 これで、チャージホース内の空気が抜けます。
     
  7. 開缶バルブを全閉状態にして開缶させ、ゆっくりと5回転します。
     
  8. 5回〜6回転の間で調整しながらガスを注入していきます。全開にすると缶が非常に冷たくなるの注意して下さい^^;
     
  9. ガスが注入されて缶の圧力がなくなると、 冷たかった缶もぬる〜くなるので、 缶を振って中の液量を感じとって下さい。
     
  10. チャージホースのジョイント部をジョイントガイドを引きながら低圧側から抜きます。
     
  11. 冷気の状態を確認し、ガス缶の追加が必要なら3〜10の処理を繰り返します。
     
  12. 低圧側のキャップを閉めて終了(^^)

 

ってな手順なんですが、 今年のアクアマリン号はパージした時に残圧が全然なくって、予想はしていたものの悲しかったのはここだけの話です(^_^;)

なので、1本目はPAGオイルを注入!

2本目、3本目にR-134aを注入!

アクアマリン号も老体ですし高圧状態は良くないので、今回はオイル20cc+ガス430ccで様子をみることにしました(^_-)-☆

最後になりましたが、上記内容はアクアマリンがDIYでのエアコンガスチャージをオススメするものではありません。 何故なら、通常は車体側のガス圧がありますから、 圧力管理しながらガスチャージしないと非常に危険だからです!

もし、同様の作業をされる場合はあくまで自己責任でお願い致します。


ゲージなしでガスチャージするとは! まぁ、どれぐらいガスが抜けているかがわかっているのでできる技だろうが、よい子の皆さんは決して真似してはいけない(笑)。

末尾ではあるが、有用な(危険な?)レポートをいただいたアクアマリンさんに感謝する。


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