2009年6月5日(金)

E39 エアコンスイッチの補修 − タイベル親父さんより

今回はE39にお乗りのタイベル親父さんより、エアコンスイッチ補修のレポートをいただいたので紹介しよう。


DD様、ならびにサイトファンの皆様、こんにちは。いつも大変お世話になっております。

さて、今回は詩吟師範代である、わたくしタイベル親父が(ホンマかいな)E39に乗り込んだ時の気持を、詩吟にのせて歌ってみたいと思います!

ではっ、吟じます!!

♪さっそうと運転席に乗り込んでぇ〜ぇぇ〜えぇ〜・・・、
♪見慣れない物体がコンソールに転がっていたらぁ〜ぁぁ〜ぁあぁ〜〜・・・、
♪なんだか諭吉が出て行きそうな気がするうぅぅ〜〜〜・・・・。

あると思います!(涙)

 

【はじめに】

最近、つかみが人のパクリじゃないかって噂が飛び交ってますが……、そのとおりです(キッパリ!)笑

詩吟で吟じたとおり(なんでやねん)、エアコンの風量±ボタンが突然ポロッ…。


見慣れない風景のコンソール(冷汗)

早速、ディーラーに電話して、コントロールパネルのスイッチって買えるか聞いたところ…、

サービス課A氏:『買えませんねぇ〜』っと、なにやら嬉しそうに・・・。

タイベル :『えーっ?、じゃー、何万とか十万とかしちゃう訳…コントロールパネルアッセイだと?』

サービス課A氏:『はいぃぃ〜〜』っと、またまた嬉しそうに・・・。

遂に、今度こそ…このオッサンは当店で修理する!っと、思ったのでしょう…なにやら嬉しそうです!? そうは問屋がおろしません!

補修やぁー!

こればっか(爆)

 

【修理編】

のちに、このスイッチ部分はセットにて購入出来そうなサイトがありましたが、この時点ではタイベルの頭の中は、意地でも自分で安価で修理してやる!…それだけでした(単なるアホ?)

なお、今回のこのレポートは既に修理し終わった後に書いたものです。一部、画像が有りませんのでそれなりに作ってますが、御了承下さい。だって、ツメが無いだけで何十万とかになる修理って…ねぇ・・・!? 皆様の参考になればと思い、筆をとった次第です(^^)v


おぉーっ、ツメが片方無い

後にも出てきますが、このスイッチってツメが2箇所で支えてあるだけなんですよ、知ってました? (知りたくなかったけど…笑)


パネルのスイッチって何処や?

何か、ヘンテコな形ですね。写真の四角い穴は、裏からの照明が透ける為にあるんですよ(驚)。私なんか、一生懸命に四角い物体を押して風量変えようとしてました(サル以下?)


クリップを伸ばして先端でツンツンしてっと

写真、右下の小さな突起が、なんと裏から出ている風量を変える部分なんですね。こちらは風量が+です。


こっちもクリップでツンツンしてみる

あたりまえですが、−側もこんな小さな突起が出ています。いくらなんでも、運転しながら、こんなことして変えれませんよねー風量!?

しかし、あんなに小さな部品のリペアって言ったって・・・・。 はっ!?…そうだ!!…ボクはリペア王子じゃないかー(お前、クリックとかポチッとじゃなかったの?)

♪タラララッタラァ〜〜♪(ドラエンモンがポケットから出すときの効果音で)


プラ・リィ・ペェ・アァ〜〜(ここ、ドラエモンの声で)

以前、スポイラー装着に使ったプラリペアで、今回もこの危機を脱出して見せます! がんばれベルちゃん!(自分を褒めてあげたいです…笑)


これと同じツメをもう片方に再生です

こんな小さなツメで2点を支え、シーソーの様な動きで裏の角にある棒状の突起を押しているんですね。ヨーロッパのプラは、やっぱしヤワやなぁ〜。


プラリペアでツメを再生

画像がいきなり進んでゴメンナサイです。残っていた、もう一方のツメを参考にしつつ、プラリペアと型取君でツメを再生させました。マスキングを怠った為に塗装が剥げてしまいました。皆様、要注意ですぞ!

ほんの少し大きめで、なお且つ裏面は強度を保たせる為に厚めにもってあります。仕上げはヤスリを使って、ちょっとづつツメらしく成型していきます。指先だけが便りです!慎重に、慎重に・・・・。


上から先に入れてます

今回は、下のツメが欠けていたので、取り付けや仮あわせをする場合、スイッチを上にギユゥーと押し当てながら、下の真ん中のツメを受ける穴に押し込みます。ここで、無理をするとツメが割れてしまうかも知れませんので神経を集中して下さい。

あくまでも写真にあります様に、下穴の形状にあった形にヤスリでうまく削って下さいね! 大丈夫!!、私みたいなアホなオッサンでも出来るのですから…皆様だって出来ますって・・・・。

神経を集中させるコツは…う〜ん…そうですねぇ…カミさんを恐れても失敗は恐れないことです(爆)


無事に修理完了っと!

動きが多少ギスギスしましたので、CRCをプシューとツメにかけました(笑)。

グッジョブ(バカ?)

 

【さいごに】

とあるサイトにて、$立てでパーツの値段が閲覧出来ますね・・・。調べて見ましたら、コントロールユニットで$定価≒6万円だったかな? CTLFパネルだけの交換でも3万円位したような…。

今回のスイッチはセットボタンキャップって言うみたいで、全部のボタンセットで2500円位みたいです。でも、ディーラーで売ってくれないとしたら、個人輸入ですからプラス送料や経費も掛かりますよねぇ。更に、いらないボタンも余っちゃうし…。

今回、私の修理費用は余っていたプラリペアを1〜2滴ですし、型取君も何回も使える物ですから、何十円程度の修理費用で済みました(ホッ)

スイッチ不良になってしまったら、ダメ元でチャレンジするのも如何でしょうか?

因みに、その後ディーラーのサービスA氏にお話しましたら、

『えぇ〜っ、・・・・・・・・』、『それじゃー、これから…ベルさんに修理お願いしちゃおうかなー』

ですって(汗)。いぇいぇ…是非、ディーラーさんでトレーニングなさって下さいましぃ〜(笑)。


さすがに器用なタイベル親父さんだ。こんな小さなツメを補修してしまうとは!

末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいくタイベル親父さんに感謝する。



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