2008年9月12日(金)

サンルーフ雨漏りの修理その2 − medama1goさんより

今回は、medama1goさんよりサンルーフ雨漏り修理レポートの続編をいただいたので紹介しよう。


2005年11月8日の記事にて一度雨漏り修理をした我がmedama1号ですが、 その後しばらくはおとなしくしていた雨漏りが、 昨年の6月頃にしなくても良いのに復活。 やはり、あの修理では直っていなかったようで、 根本的に直すことにしました。

って、いつの作業だか忘れてしまうほど前の話なんですが^^;

サンルーフから雨漏りするといっても色々なケースが有ると思いますが、 サンルーフの「内張り」を伝って漏れてくる、あるいは内張りの中に水が溜まる と言ったケースは、この方法でほぼ完治します。

先ずサンルーフを外してきてひっくり返します。 左右の縁についているサイドカバーを外します。 ここまでは上記の記事を参考にしてください。

今回はここから。

サイドカバーを外した所です。

リヤ側の中心部に当たる所に、パッキンの継ぎ目がありますので、 それをつまんで引き上げると、このようにパッキンそのものが取れてきます。

全周全て取り去ったら、一度スクレーパー等でパネルのエッヂ部を掃除し、 今度はエッヂにシリコンシーラントを細く出して乗せていきます。

全周乗せ終わったら、フロント側左右の角を基準にして、 再びパッキンをシーラントの上から押し付けるようにはめ込みます。 全てはめ込んだら軽く叩き込んでパッキンをなじませ、 パネルをひっくり返してはみ出したシーラントを拭き取ります。

後はシーラントが乾くまでマスキングテープなどで押さえておいて、 乾いたら元へ戻して終了です。


で、この間の画像が無いのですが、実は室内で寝間着のままでやってしまい、 寝間着にシーラントがべったりと... 家内にこっ酷く叱られまして、写真どころではありませんでした(苦笑)。間違っても寝間着のままでの作業はしないように。

で、結果ですが、先日の東海地方の豪雨でも雨漏りは認められませんでした。 と言うことで、ひとまず目的は達成したようです。

このパッキン、新品を買うと結構なお値段になりますので、 安く直すには有効な手段だと思います。 もっとも、パネルとパッキンをめくらずとも、 パッキンの合わせ目にシーラントを塗ってシールしてやれば良いんじゃないか、と言う事に、後で気が付いたのはナイショです。

なお、この年式になると、フロントガラスのシールそのものが劣化し、 ここから雨漏りということもあります(ウチのがそうでした) これはガラスを接着しなおすしか根本的には解決になりませんので、 この場合は自動車ガラス屋さんか整備工場に依頼してください。


どうやら雨漏りも直ったようで何よりだ。サンルーフからの雨漏りは、配水管のツマリが原因のこともあるらしい。併せてチェックしておくとおおだろう。

末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいく medama1goさんに感謝する。



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