2008年7月19日(土)

ワイパーゴムの交換 − 国産車用の流用

梅雨の時期に車に乗っていると、そろそろワイパーゴムを交換する時期にきていることがわかった。梅雨は明けてしまったが、先日安い国産車用のワイパーゴムを見つけたので、これを流用して交換することにした。

購入したワイパーゴムを写真1に示す。


写真1 購入したワイパーゴム

これは、幅が6mmで長さが650mmのものだ。価格は390円/本であった。E34のワイパーゴムは、運転席・助手席ともに幅6mm、長さ600mmなので、50mmほど切らなくてはいけない。

交換手順は簡単なので敢えて記載する必要はないのだが、念のため簡単に説明しておこう。

まずは、写真2のようにワイパーアームを立てて、その下に緩衝材を敷いておく。


写真2 ワイパーを立てたところ

緩衝材を敷くのを忘れると、誤ってワイパーアームが元に戻ってしまったときにフロントガラスが割れてしまう。特にBMWはワイパーをフロントガラスに押しつける圧力が高いため、かなり高い確率でフロントガラスが割れるようだ。

ワイパーアームを立てたら、ワイパーアームからワイパ−ブレードを外そう。写真3のように赤矢印の部分を指で押しながら、写真4のようにワイパーアームを下に押せばワイパーブレードを外すことができる。


写真3 ワイパーブレードを外しているところ(1)


写真4 ワイパーブレードを外しているところ(2)

もちろん、ワイパーブレードを外さなくてもワイパーゴムを交換できるのだが、ワイパーブレードを外した方が簡単に交換できるし、フロントガラスを割ってしまう事故も防ぎやすい。

ワイパーブレードが外れたら、次にワイパーブレードからワイパーゴムを外す。写真5のように、ワイパーゴムの先端をラジオペンチで挟むようにすると簡単にワイパーゴムを引き抜くことができる。


写真5 ワイパーゴムを引き抜いているところ

そして、新しいワイパーゴムと古いワイパーゴムを比べて、新しいワイパーゴムの長い分だけを切断する。写真6に新しいワイパーゴムを切断しているところを示す。


写真6 ワイパーゴムを切断しているところ

購入したワイパーゴムには2本のステンレスのレールが入っており、今回はこれも切断した。切断するのが面倒なら、古いものを再利用してもいいだろう。

うまく長さを調節したら、写真7のように新しいワイパーゴムをワイパーブレードに取り付ける。


写真7 ワイパーゴムをワイパーブレードに取り付けているところ

このとき、ワイパーゴムがワイパーブレードのレールにきちんと入っているかどうかを確認しておこう。

最後に、ワイパーブレードをワイパーアームに戻せば交換完了である。写真8にワイパーゴムを交換したDD号を示す。


写真8 ワイパーコムを交換したDD号

ワイパーゴムの交換は簡単な作業なので、「最近ワイパーゴムを換えてないなぁ・・・」という人は交換してみてはどうだろう。



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