2008年5月13日(火)

E39 リアドアのインシュレータ交換 − タイベル親父さんより

今回はE39にお乗りのタイベル親父さんより、インシュレータ交換による雨漏り修理のレポートをいただいたので紹介しよう。


皆様、こんにちは。

今回は、いたって真面目にレポートを書きました。今までの、寒いギャグとか、笑えない画ズラ写真とかは、一切封印です・・・。別に、何か拾って食べたとか…、自己破産したとか…、カミさんが、もっとブ○になっちゃったとか…、そんなんじゃ無いんです(笑)

 

【はじめに】

何時ものように、DD様のHPと@ファンを言ったり来たりしていましたら…、おやっ!?・・・、

『E39の後部座席に浸水…』、あれっ?、私と一緒ですねぇ…。諸先輩方の書き込みを拝見していましたら、あれあれっ??、 E39の右リアへの浸水って、持病なの!?

またまた、ビックリです。タイベル号の後部座席、しかも同じ右側の足元は浸水の常連なのです(なんで右側だけが…)。

一度、ディーラーにてシャワーテストを実施しましたが、その時は再現性が無く、修理不可でした。しかし、その後も洗車ごときの流水であっけなく浸水する始末・・・。

私は古い人間なのでしょうか、『雨漏りは個体差による為、修理は…』との考えがあったのです。所謂、ハズレ車両だったと諦めていました…、がっ…!? 何やら、ドア・インシュレーターの修理で改善する模様の書き込みが…。

今回、BMW@FUNにて活躍なさっているオレンヂウィンカー様に御教授頂き、無事ドア・インシュレーターを交換致しましたので、ここに御報告致します。

 

【交換編】

まず、ドアの内張りの取り外しですが、以前ミッチョ様の『E39 リア・ドアロックのメンテナンス』を参考にし、内張りを外しましょう。

作業性を考えますと、PWスイッチや足元灯は引き抜いてカプラーを外した方が良いかもですね。スピーカーカプラーは内張りを外した後に取っても大丈夫かな。なんせ、上側を挟んで留めている部分が固いんですよっ(汗) ミッチョ様曰く、大胆且つ繊細に…、ですね!

ここで、新たなポイントです。オレンヂウィンカー様に教えて頂きましたが、バッテリー端子(−)を外さないでエアバックカプラーを外すと警告ランプが点灯してしまいます(貴重な実体験談ですね)。

ディーラーにてリセットして貰うだけで、4,000円ですって(驚)。3つのロックナットを外す前に、要チェックですよ!、あっ、そうそう。エアバックカプラーを外す前に、印を入れないとです。どちらでも刺さってしまいますから・・。


ドア・インシュレーター


部品番号のアップ


内装を外したところ

やはり予想通り、ブチルゴムの劣化により接着力低下が認められました。旧インシュレーターを剥がし、ドアに付いているブチルにシリコンオフをかけながら、ゴシゴシお掃除。

このブチル、テープでは無い模様!? なんか、ガングリップで押し出すシリコンなんかの親戚?みたいに、かなりの厚みがありました。

当然、そんな用意はしておりませんので、両面ブチルテープを2重に重ねて使用しました。なんとか一周貼れたみたいですが、その効果はこれからの様子ですね・・・。

画像が少ないのは、手がブチルで真っ黒のベタベタ状態で…写真が撮れませんでした(ごめんなさい)。

取り外しの逆手順で取り付けて、作業終了です…。おっと、その前にバッテリーを繋いで作動確認を。

 

【さいごに】

今回、私はドア・インシュレーターを新しくしましたが、コストカッター様がおっしゃる通り、地球に優しい『再利用』も有りかな、っと思いました。

ドア側のブチルは取りやすいのですが、旧インシュレーターのブチルは、かなりしつこく付いているので、綺麗に取れれば『再利用』は出来そうですよ(あくまでも私の主観ですが)。

作業中、水の侵入ルートを考えて見ましたが…やはり私の頭ではハッキリ解読出来ませんでした。ドア内張りの下には、確かに水による腐食の痕跡はあるのですが、車体とドアの2重構造のウェザーストリップの中にあるインシュレーターが不具合を起こすなんて…、ドア内部に水が浸入していたとしか考え難いのですが…、どうやってドアの内部に水が入るのかな?・・・。

何はともあれ、E39オーナー様方、これでまた1つ『持病を克服』です!

あれっ…、本当にオチ…無いの(笑)


E39でよくある(らしい)リアドアからの雨漏り修理レポートだ。もちろん有用なレポートではあるが、タイベル親父さんらしさ(?)が少し足りないレポートかも(笑)。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいたタイベル親父さんに感謝する。



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