2007年8月29日(水)

恐怖の「TRANS PROGRAM」 − medama1goさんより

medama1goさんの車に、恐怖の「TRANS PROGRAM」警告が出たようだ。どうなったのだろうか!?


どうも、medama1goです。

昨晩、仕事へ出かけようとエンジンをかけた直後、「ポ〜ン」と、久々に聞く忌まわしい音が。何事かとインパネを見ると、さらに忌まわしき文字が!!

「TRANS PROGRAM」...orz

もう、この車も終わったと、正直思いました。

で、3速固定のまま現場へ行きエンジンを切ってしばらくの後、所用で車を動かすときには、なんとエラーが出ませんでした。

これはひょっとしたら望み有りかと思いながら携帯でwebを検索するも、なんとも要領を得ず、悶々としながら夜勤を終え、自宅に帰ろうとエンジンを掛けると、再び

「ポ〜ン」

ガックリしながらもふと思いつき、1km程走行した後にエンジンをOFF、エラーの表示が消えたのを確認して、再びエンジンを始動。

これがなんとエラー出ず。

そのまま30km程の道程を走行しましたが、普通に変速し特にショック等、異常もなし。

自宅に帰るなり、早朝よりwebにて検索しまくり、NENAさんのサイトや、BMW E34.NET等で、どうも各種コネクタの接触不良でもTRANS PROGRAMが出現する事が判明。

特にDMEのメインリレーは一番に候補に挙げられるほどの確率で接触不良でのエラー表示を誘発する事が分かりました。

そうなればやってみるほか無いでしょう、ということで(謎)、とりあえずエンジンルーム右側のE-BOXの中にあるDMEのメインリレーを攻めてみました。

引き抜いたリレーの足を見ると、微妙に酸化皮膜が出来ている様子。ピカールで各足を磨き、接点復活剤を塗布して再び装着。一度試しにエンジンを掛けてみると

「・・・・・・」

エラーが出ないではありませんか!

これに気を良くして、NENAさんのサイトに記載のあったスロポジセンサーとミッションコンピュータのコネクターも接点復活剤をつけて接続。

BMW E34.NETにはミッションコンピューターのコネクタ端子の割り振りや、各ソレノイドの抵抗値等も載っていましたが、これは後期525の5速ミッション用であり、当方の4速ミッションには役に立ちませんでした。

その後半日所用であちこちへ出かけましたが、ついにあの忌まわしき「ポ〜ン」は1度も出ませんでした。

E34の三大疾病の一つともいえる「TRANS PROGRAM」ですが、結構こんなところで回復したりするものも多いかもしれません。

もっとも私の車両はバッテリーも5年目であり、全体にバッテリーの能力も劣ってきている事なども重なって、大量に電力を消費するエンジン始動後に電圧降下を起こしエラーを誘発したものと思います。

以上、写真は無いですがご参考まで。


「TRANS PROGRAM」の原因は単なるDMEコネクタの接触不良だったようだ。大事にならずに良かった! 皆さんも「TRANS PROGRAM」が出たときは、まず上記の部分を確認した方がいいだろう。ちなみに、バッテリーが弱っていても「TRANS PROGRAM」が出るときがあるようだ。

末尾ではあるが、とても有用なレポートをいただいたmedama1goさんに感謝する。



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