2007年5月16日(水)

エアコン修理 − Sam1号さんより

今回は、Sam1号さんよりエアコン修理のレポートが届いたので紹介しよう。そういえば、Sam1号さんからはエアコンに関して こんなレポート もいただいていたなぁ(笑)。


いつもお世話になります。。

昨年の秋に”エアコンが効かない!”という事に気が付きガス洩れ修理をしなくてはと思っていましたが、あるE34乗りの先輩から”今から冬なので、来年の夏まで放置しましょう”という心強いお言葉をいただき越冬してしまいました。

で、先日昼間に乗る機会があり、”あ、暑い〜(~o~;”という事でガス洩れの修理です。

medama1goさんのメンテレポートを熟読&参考にさせていただき作業開始です。

一応洩れていると思われる個所(調べるのが面倒だったので)はエキスパンションバルブ周囲ではないかと予測していました・・・(マイクロフィルターを交換した際、なんとなくオイリーだった記憶が・・・)

とりあえず、グローブボックス&エアダクト&内張りを外し、エバポレータのカバーを取り外します。やはりエキスパンションバルブ周囲は湿潤しています。

まず配線の入っている樹脂の箱は上側のカバーのツメをパチッパチッと4箇所外し、バルクヘッドに固定している樹脂ナットを2箇所外し上側に引っ張ってあげると、ズルッ!と動かす事ができます。

バルクヘッドの板を取り外します。5本のスクリューを外すと板が取り外せます。

ブロアモーター前のペラペラのカバーを外すと車内への配管が見えます。2本の配管の間の12mmのナット(青)と2本のトルクススクリューを取り外します。

コンプレッサーからの配管も外した方が後々の作業がし易いと思います。

エキスパンションバルブへ繋がっている配管を外します。

エバポレーターが横から引き出せます。

この後は画像有りませんが、エバポレーターの圧検を行い、各パイプとエキスパンションバルブの掃除を行いました。特にパイプはOリングが硬化しガビガビになっていたので、綺麗にしてから組み付けないと洩れてしまうのではないかと・・・。

各部のOリングを新品にして(純正部品を購入していなかったので、手持ちのOリングで代用です)組み込みしました。

完成後行きつけのガソリンスタンドでガスの注入を行い、とりあえず涼しい風が出てくるようになりました。どれくらいの期間冷風がでてくるのか継続観察してみようと思います(汗)。

 

ついでの作業です。

以前から風量1では風が出てこなかったので、レジスターが故障しているのだろうと思い、解体車から取り外しておいたブロアレジスターと交換してみます。(91年式の車なので、ファイナルステージではないのです)

運転席の足元の奥の方に、とても固いクリップで留まっています。

配線のカプラーを取り外し、茶色のレジスターを外してテスターで測ってみます。

正確な計測値、計測方法も解らないのですが(汗)、4本のピン間の抵抗を測ると1箇所導通していないところが有りましたので、何も考えずに交換。

無事に風は出るようになりましたが・・・ 風量を1にしておくとホントに”そよ風”で・・・(笑)

今回の作業で一番辛かったのはレジスターを取り外す時の姿勢でした(^^;

一通り終わってから思ったのですが、右ハンドルの車体の場合はエバポレータを取り外す時に簡単に取り外せるのでしょうか?

medama1go様、DD様、ありがとうございました m(_ _)m

エアコンのガス洩れが止まっていればいいなぁ。


今回のレポートは蟻退治じゃないんだ・・・(笑)。

末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただくSam1号さんに感謝する。



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