2004年6月2日(水)  2004年6月13日(日)追記

キーレスの改造&取り付け − 北のタイガーさんより

以前より北のタイガーさんという方とメールでいろいろやり取りしていたのだが、ひょんなことから北のタイガーさんのキーレスを改造することになった。

キーレスの改造ネタはやり尽くした感があるので細かいことは省略するが、一応、レポートとして紹介する。

写真1に示すものが北のタイガーさんのキーレスである。To-Fitのキー一体型ではないものだ。


写真1 北のタイガーさんのキーレス

受信機の中は、写真2のようになっている。


写真2 キーレス受信機の内部基板

非常に小さい基板に効率よく電子部品が納められている。さすが、To-Fitだ。

この基板に、いつものPICチップを埋め込み改造する。ついでにルームランプ連動機能も付けておいた。

改造後の基板を写真3に示す。


写真3 改造後のキーレス受信機基板

これで三三七拍子仕様のキーレスがもう一台できたことになる(笑)。

ちなみに、北のタイガーさんからは改造作業の見返りとして、自家製するめと北海道のラーメンをいただいた。どちらも美味であった。北のタイガーさん、ありがとうございました。

このように、DDはご当地名産の美味しいものと引き替えに、キーレス改造作業を絶賛受付中である。皆さんもどしどし依頼して欲しい(嘘)。

なお、北のタイガーさんのキーレス取り付け報告については、後日に追記する予定である。


2004年6月13日(日)追記

北のタイガーさんより、上記キーレスの取り付けレポートが届いたので紹介しよう。なお、説明文はDDが編集している部分がある。


拝啓 DD様

キーレスエントリーの装着が無事完成いたしましたので レポートを作成いたしました。 冒頭にご説明させていただきましが、今回のTO −FIT社製 のキーレスエントリーの装着はすべて他力本願です。 当方は電子回路などまったくわからず、全てDDさま及び当方の友人のご協力なしでは 装着不可能でした。よってあまり当方のように配線関係の詳しくない人は、業者に任せたほうがよいかもしれません。

当方のE34は1993年12月の年式で、3年落ちで購入しました。そのため外装及び内装は前期型と後期型が入り混じった車です。

E34の購入後、TO−FIT社様より写真1のキーレスエントリーを購入。購入したのはよいがキーレスエントリーの装着が解らない。(配線図を見てもさっぱリ理解することができない)
そこで行きつけのJA○AN TRADINGにキーレスエントリーの装着を依頼。 装着工賃金額12,000円也。
のちにJA○AN TRADINGの装着のおかげで大変苦労をいたしました(DD注:JA○AN TRADINGの装着方法が間違っていたわけではなく、ハザード点灯を前提としていなかったため。詳しくは後に説明がある)


写真1 購入したキーレスエントリー

愛車のE34はドアロック・アンロックはできますが、そのときハザードが点滅しなのでロック・アンロックの確認を実際に目で確認する必要がありました。そこでDDさまにだめもとでメールをしてキーレスの改造の依頼をしました。すぐに連絡を頂き改造OKの返信を受け取りました。何てやさしい人なんでしょう! (わたしのレポートを読んでわたしのまねを他の人はDDさまに改造を依頼しないように。)

DDさまから送られたキーレス(写真2)の本体を付属ハーネスに装着! ちなみに、当方がキーレス本体を送ってDDさまに到着したその日のうちに改造を終え、翌日には発送していただけました。一体いつDDさまは寝ているのでしょうか。本当に不思議な人です。


写真2 改造したキーレスエントリー

DDさまと同じダイオードがないため違うダイオードで間に合わせた。(写真3)


写真3 使用したダイオード

このままでは無理なのでダイオードのちょっとした改造。(写真4)


写真4 ダイオードの改造(?)

完成したダイオード! 2つのダイオードを並列にただつないだだけ。(写真5)


写真5 接続したダイオード

無事、ダイオードの配線終了。(写真6)


写真6 ダイオード接続完了

いざ!リモコンロックON−あれ・・・? 今度はリモコンロックOFF−またしても反応がなし。 再度、付属のハーネスの配線をメールでDDさまに確認。 配線チェック、キーレス本体作動チェック。全て問題なし。途方にくれる。疲れて一時作業中断。 
作業再開後、あることが発覚しました。E34本体から配線されている ウインカーの線(確かグレー色の配線)が切断されていました。 これはJA○AN TRADINGにキーレスエントリーの装着を依頼しした時に切断されたらしいが定かではない。 これでハザードが点滅しない原因がわかりました!
(DD注:ハザードを点滅させないのを前提するなら、JA○AN TRADINGのように配線を切断しておくのが正しい施工である)

原因が判明したため、あとは多少の配線を変更します。

先ほど改造し接続したダイオードをはずし、今度はフロントの左右のウインカーの線にそれぞれダイオードを接続します。(写真7)


写真7 再配線(1)

ウインカーレバーの左右の配線に、先ほど製作したダイオードの線をタイラックで結合させます。(写真8)


写真8 再配線(2)

これで作業は全て終了。

いざキーレススイッチON! お見事ハザード点滅!!。今度はキーレススイッチOFF!パカパカとハザード点滅!!  その後、サルみたいに何度もON・OFFの作業を繰り返したことは間違いありません。

最後に、DDさまには今回の当方のキーレス改造がはじめての機種のためにもかかわらず、改造をしていただきありがとうございます。またこの作業をしたのはわたしの友人のKさんで、全てこのKさんが作業をいたしました。 わたしは、デジカメで画像を撮っただけの何もできない男です。

ひとつ残念なことは、DDさまよりキーレスの改造を引き受ける条件として『以後DDのことを「DD師匠」と呼ばないこと』が条件でした。もう「DD師匠」とお呼びできないことがわたしにとって大変さびしいことです。


以上、北のタイガーさんからいただいたレポートであった。

ちなみに、北のタイガーさんよりいただいた「ラーメン」と「するめ」は、以下のようなものであった。前回、紹介するのを忘れていたので、ここに写真を掲載しておく。

末尾ではあるが、キーレス改造の機会を与えていただき、おまけに北海道のラーメンとするめまでいただいた北のタイガーさんに感謝する。

そう言えば、改造したキーレスには「ルームランプ連動機能(アンロックでルームランプが点灯する)」を付けておいたのだが、うまく機能しているのだろうか・・・?



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