2002年8月19日(月)

ドア内張りの外し方 − リアドア編

E34には、古くなってくるとドアの内張りが浮いてしまうという持病がある。どうやら紫外線や熱により内張りの材料が収縮してしまい、凹にへこんでいるところの内張り材が浮いてきてしまうようだ。

浮いてしまった内張りは修理しなくてはいけないが、ディーラー等に頼むと非常に高い工賃&部品代を請求されてしまう。そのため、E34乗りの方はD.I.Y.で修理されている方も多いようだ。

今回は、内張りの浮きをD.I.Y.で修理するために必要な内張りの外し方について紹介する。

E34のドアの内張りを外すのはコツが必要で、はじめての人には意外と難しい。写真1、写真2のように覗いてみてもよくわからないと思う。


写真1 内張りの中を覗き込む人(1)


写真2 内張りの中を覗き込む人(2)

以下では、リアドアの内張りの外し方について説明する。なお、内張りを外すには、特にテクニックは必要ないが、ちょっとした度胸が必要である。


リアドアの内張りの外し方

STEP(1): ドアレバーのネジを外す

まずは、写真3のようにドアレバーのところにあるプラスチックの丸い蓋を取り除き、その中にあるネジを外す。蓋は、小さなドライバーや先の尖った工具等でつつくと外れるはずである。


写真3 ドアレバーのネジを外す

STEP(2): ドアハンドルのネジを外す

同様に、ドアハンドルの上側にあるプラスチックの蓋を取り除き、中のネジを外す。


写真4 ドアハンドルのネジを外す

STEP(3): 灰皿の中のネジを外す

次に、ドアに付いている灰皿を取り外し、その中のネジも外す。


写真5 灰皿の中のネジを外す

STEP(4): ドアノブピンを外す

ドアノブピンは、反時計回りにクルクル回すと外れる。


写真6 ドアノブピンを外す

STEP(5): 横と下に付いているグロメットを外す

内張りの横や下側には、白いプラスチックのグロメットが付いていて、ドア本体に固定されている。これを力任せに引っ張ってパキパキとグロメットを外す。


写真7 横と下に付いているグロメットを外す

STEP(6): グロメットが外れたかどうかを確かめる

STEP(5)の手順ですべてのグロメットが外れたかどうかを、横から覗き込んで確かめる。


写真8 グロメットが外れたかどうかを確かめる

STEP(7): 内張りを上に引っ張り上げる

そして、最後に内張りをしっかり持って、思い切り上方向に持ち上げる。すると、「ググッ、メシメシ、バキッ」といって内張りが外れるはずである。結構固いので、一人がドアを押さえて、もう一人が引っ張り上げるようにした方がいい。


写真9 内張りを上に引っ張り上げる

取れた内張りは、この時点ではまだ完全にフリーになっているわけではなく、ドアレバーのところにワイヤーが引っかかっている。これを外せば、完全にドア本体から外れる。

以上の手順で内張りを外すことができるはずである。


なお、内張りを外すと、写真10のようになる。


写真10 内張りを外したところ

これを少し拡大すると写真11のようになる。写真11の矢印のところには、黒いプラスチック部品が付いている。


写真11 黒いプラスチック部品

この部品は、内張りを取り付ける際には内張り側に付いていなければならないので、取り外して内張りの方に取り付けておく。

なお、取り付けは基本的に逆の手順である。ただ、STEP(7)で上に持ち上げたところは、取り付ける際に上から下方向へ押し込む必要はなく、そのまま、ドアの形に内張りを合わせて押し込むだけである(そのために、黒いプラスチック部品を予め内張りに取り付けておく)。

なお、内装浮きの補修方法については機会があれば紹介する。


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