2001年6月3日(日)

17インチ化 − アルミホイルとタイヤを交換

かねてから、もう少し大きいサイズのアルミホイルが欲しいと思っていた。それもできれば、BBSのRXタイプのものが気に入っていた。以前まではあまりアルミホイルには興味がなかったのだが、いくつか見ているうちにだんだん欲しくなってきてしまった。これはホシイホシイ病の一種であろう。

Yahooオークションを見ているとBBSのRX203が出品されていた。17インチのアルミホイルに235/45/17のトランピオのタイヤが付いたものである。タイヤの溝もまだあるようである。価格は70,000円と若干安いのだが、そのうちの2本に傷が入っている。どうしようか迷ったが、結局落札してしまった。落札したアルミ+タイヤは写真1の通りである。ちなみに、東京から送ってもらって、送料は4,000円であった。


写真1 落札したアルミ+タイヤ

送られてきたアルミホイルの傷は写真2,写真3の通りである。


写真2 ホイルの傷(その1)


写真3 ホイルの傷(その2、赤丸の部分)

まぁ、そのままでもそんなに気にならないのだが、せっかくだから(?)、アルミパテで補修してみることにした。購入したアルミパテはホルツのもので、購入価格1,120円(税別)である。購入したアルミパテは写真4のようなものである。


写真4 アルミパテ

このアルミパテは、アルミの粉入りのエポキシ樹脂のようである。主剤3に対して硬化剤1の割合で混ぜる。完全に硬化するまでは24時間かかるらしい。指定通り主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、アルミの傷にすこし厚い目に塗ってみた。パテを盛りつけたところが写真5,写真6である。


写真5 アルミパテを塗ったところ(その1)


写真6 アルミパテを塗ったところ(その2)

すこし厚い目に盛ってみて、このまま24時間硬化させた。硬化してもあまり固くならず、プラスチック程度の固さである。パテのはみ出た部分や盛り上がった部分を削るため、600番、1000番、1500番のサンドペーパーで順に削っていく。この作業はちょっと難しく、うまく削らないと平面にならないのである。私は、「とある知人」に頼んでやってもらった。「とある知人」は金属おたくなので研磨は得意中の得意である。変な人だがいい人だ。研磨途中は、写真7,8のようである。


写真7 アルミパテの研磨途中


写真8 アルミパテの研磨途中(拡大写真)

研磨が終われば、アセトンで軽く拭いて汚れを取り除く(写真9)。ちなみに、写真に写っている人物が「とある知人」である。


写真9 研磨後にアセトンで拭く(「とある知人」のお宅のベランダにて。なぜか炊飯器が・・・)

「とある知人」が研磨している間に、私はBMWのエンブレムをホイルセンターに貼っていた。これは、写真10のような両面テープが裏面についたシールになっていて、その直径は70mmである。純正パーツナンバーは、36 131 181 079で、1枚あたり640円(税別)にてディーラーで購入しておいた。4枚で2,560円(税別)である。よく見ると、これは平面ではなく少し真ん中がふくらんでいる。そのため、裏向けに置くと写真11のように端が少し浮く。


写真10 ホイルセンターに貼るBMWエンブレム


写真11 エンブレムを裏向きに置いたところ(真ん中がふくらんでいるのがわかる)

もとのホイルセンターの「BBS」の部分をアセトンで脱脂してから、エンブレムを貼り付けた。サイズもピッタリである。貼り付ける前が写真12、貼り付けた後が写真13である。なんかBMW純正っぽくていい感じである。

写真12 エンブレム貼り付け前 写真13 エンブレム貼り付け後

これで準備が整ったので、いよいよ交換である。私の車には、15インチのBMW純正BBSメッシュタイプのアルミ+レグノGR-7000が装着されている。タイヤサイズは205/65/15であり、乗り心地+燃費重視である。今回は、見た目重視のために敢えて燃費と乗り心地を犠牲にすることになる。我ながら少し愚かである。交換前後のタイヤ+ホイルは、写真14、写真15の通りである。


写真14 交換前のアルミ+タイヤ


写真15 交換後のアルミ+タイヤ

空気が入っていないが、やはりカッコイイ!!(嬉)
交換作業は、写真16のように車載のジャッキと車載の工具を使った。左側の黒い棒状のものがジャッキである。車載工具でジャッキアップするときには、必ず対角側のタイヤに輪留めをしよう。写真はリアタイヤを外したところである。ちなみに、私の車には、5本のボルトのうち1本がロックボルトであった。これは、トランクの裏の工具箱に入っているアダプターのようなものを使わないとボルトが回らないようになっているものである。


写真16 タイヤを外したところ

交換後の車は、写真17、写真18の通りである。


写真17 アルミホイル交換後(その1)


写真18 アルミホイル交換後(その2)

今回のタイヤ+アルミ交換では、「とある知人」に大変お世話になった。改めて感謝の意を表する。

タイヤに空気を入れて少し走ってみたが、80〜100km/hぐらいで少し振動するような気がする。近いうちに、バランスをとってもらい、ハブ径が合っているかどうかを確認しよう。

 

2001年6月6日(水) 追記

80〜100km/hでの振動は、どうやらハブ径の違いのようである。車両側のハブ径は72.5mmで、ホイル側のハブ径は74.0mmである。このままでは、振動だけでなく、車重がボルトにすべてかかってしまう。ハブリングを装着する必要がありそうだ。近いうちにハブリングを装着する予定である。

 

2001年6月14日(木) 追記

以前にタイヤ(レグノ)を購入したコックピットにてハブリングを購入し、ついでにホイールバランスもとってもらった。ハブリングは事前にコックピットに電話して取り寄せておいてもらった。BBS製で1,200円/個(税抜き)で、さらに送料が900円である。また、ホイールバランスは1,000円/本(税抜き)であり、合計で10,185円(税込み)もかかってしまった。オークションで安く購入した意味がない・・・・。

実際にコックピットに行ったのは、私の妻である。だから、残念ながらハブリングの写真がない。ご容赦いただきたい。

ちなみに、ハブリング装着後は、みごとに振動が消えた。さすがである(何が「さすが」だか?)。



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