2002年11月26日(火)、27日(水)

展示会参加

このHPはDDの私生活を記録したものであるが、今回は仕事で少し面白い(?)体験をしたのでそれを紹介しよう。

DDは、この2日間オスロで開催された「Norwegian Battlelab & Experimentation」という研究所が開催した「NOBLE Symposium 2002」という技術展示会のようなものに参加してきた。この展示会は、主に軍関係者向けの技術展示会であり、各社が展示ブースを設けて技術展示を行うものである。今回は、合計60ぐらいの展示ブースがあった。もちろん、DDの勤め先も技術展示に参加しており、DDを含めた3人が技術展示を行ったわけである。

DDは、軍関係の技術展示会なんかには参加したことがなかったので、少し不思議な体験であった。


展示会のパンフレットはこのようなものである。

しかし残念ながら、今回は仕事だったためにディジタルカメラを持っていかなかった。そのため、会場の様子をお見せすることはできない。


なんとか会場の雰囲気だけでも伝えたいと思い、帰宅してからパソコンに向かって「念写」してみた。念写のため、あまり画質はよくないがご容赦いただきたい。


会場には、このように迷彩服を着た軍人がたくさんいる。これも念写のためあまり画質がよくない。

DDは展示ブースで技術説明をする傍ら、暇なときに他のブースも見て回ってきた。その中で、少しだけパンフレットをもらってきたのでそれを紹介しよう。


これは、戦闘機「Euro fighter Typhoon」のパンフレット。


パンフレットでは、さまざまな特長が紹介されている。


「One aircraft, any mission」(一つの飛行機でいろんなミッションができます)とある。確かに、いろんな武器や予備燃料タンクが装着できるようだ。


例えば、航続距離が必要なときには、2000L燃料タンクを2本、1000L燃料タンクを1本と、いくつかの空対空ミサイルを搭載する。


最高速度はマッハ2! マッハ1までは30秒で到達する。おまけに離陸距離は700m以下だ。これを聞いただけでも非常に燃費が悪そうだ。ということは、地球環境に優しくなさそうである。

最近はどんな乗り物のパンフレットにも「地球環境にやさしい」と謳ってあるのだが、パンフレットには「環境」の文字もなかった。これからは戦闘機も環境問題を考えるべきであろう。「燃費がいい」とか「クリーンな排ガス」とか「リサイクル材料使用」とか・・・・・(笑)。


これは、対船ミサイル「ペンギン」のパンフレットである。「ペンギン」!? この対船ミサイルにネーミングはいかがなものであろうか・・・・?


ペンギンには、PENGUIN Mk2 Mod7やPENGUIN Mk3などの種類があるようだ。長さは3mあまり、重さは400〜600kgぐらいである。


これがPENGUIN Mk3の構造図。


いろんな攻撃パターンがあるようだ。

ちなみに、ここの展示ブースの人に「1本欲しいんだけど、いくら?」と聞いてみたところ、あきれ顔で「100万NOK(約1,700万円)」以上と言われた(笑)。1発発射しただけで100万NOK!?


こいつは対空ミサイルのパンフレット。


HAWKミサイルとAMRAAMミサイルを組み合わせることで、多彩な対空防衛システムができるようである。



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