2025年6月7日(土)

E63 前期 フロントバンパー脱着 − Sさんより

今回は同じE63の630iに乗るSさんより、 E63前期型のフロントバンパー脱着についてレポートをいただいたので紹介しよう。


昨年の車検で、「フォグランプが低すぎて、通らない」と指摘を受けました。Energycompleteダウンサス+扁平(フロント235/40/18、リア265/35/18)だと、フォグランプ下辺までの高さ25cmを取れなくなったようです。

E63の前期は、ネジ箇所が後期と違っており、当方のE63は、WALDのエアロバンパーが両面テープで貼ってあるので、そう簡単にフロントバンパーを外すことができません。車検を通すために、ホイルハウスから手を突っ込んで、フォグランプの電球をなんとか抜いて対処しました。しかし、外すことはできましたが、戻すことができません。(電球位置に正面から入れ、ネジってはめるように手首が入らない)

暖かくなってきたので、思い切ってフロントバンパーを外しました。そして、次回の車検に備えて、配線を延長し、ボンネット内まで引き込んで、絶縁できるようカプラーを組み込むことにしました。


高さ25cmが取れないフォグ位置と、WALDバンパー(ネジ穴が塞がれてしまっている)

バンパーの外し方は、過去、DDさんとヘッドライトにLEDテープを付けたことがあるので、覚えています。まず、運転席側です。このように、フォグの配線を1回切って、赤黒配線で延長し、中間に2極カプラーを組み込みました。

黒い保護テープを巻いて、戻します。そして、カプラーをボンネットまで引き込んでおけば、簡単にフォグを物理的に断線(=車検対応)できます。これで、いつでも公道を走行できるようになりました。

助手席側も同様に対応します。では、ようやくつけられるようになったフォグランプ点灯画像をどうぞ。

違うところが光っている……

実は、車検時に、DDさんと取り付けたヘッドライトのLEDテープを外していたのです。今回は、違うところに設置してみました。


↑グリルに合わせ、下15cm×2本、上30cm×2本

もちろん、2極カプラーでon-offできるようにしています。


運転席側のフォグ・グリルカプラー


助手席側のフォグ・グリルカプラー

さらに、せっかくフロントバンパーを外したので、ヘッドライトも外して、ウィンカーにたどり着き、細工を。

めちゃめちゃ不細工になってしまいました……。


ダウンサスに扁平タイヤを入れると、フォグランプの最低地上高がクリアできなくなってしまうようだ。DD2号もダウンサスを入れているので、ちょっと気になる。ただ、万一最低地上高を確保できなくても、車検に通すだけならフォグランプが点灯しないように加工しておけばいいようだ。Sさん号は、他にも、フロントグリルのランプやスモークウィンカー等、まずます怪しくなっている。末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただくSさんに感謝する。



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