2019年11月9日(土)

DD2号 エンジンの振動     − 2次エアのチェック

エンジンが温まってくると低回転時の上り坂等で酷いノッキングのような振動が出るDD2号だが、いまだに原因がわからずにいる。いろいろとエンジン不調の原因を探っており、今回は2次エアを吸い込んでいないかどうかを調べてみようと思う。2次エアとは、本来の吸気以外のところから吸い込んでしまう空気のことで、これを吸い込むとエアフロメーターで計測した吸気量よりも吸気が増えてしまうため、空気と燃料の混合比が狂ってしまい、シリンダー内で燃料が適切に燃焼されない。

2次エアを吸っているとすれば、考えられるのは写真1のエアフロメーターからスロットルボディまでのところが怪しい。


写真1 吸気系

特に、スロットルボディへのラバーブーツが割れたりしてそこから空気を吸い込んでいる場合も多いだろう。そういえば、E34のDD号でも同様のことがあったと思う。2次エアを吸っているかどうかを見分けるのは比較的簡単だ。まず、エンジンをかけてみて、写真2のように怪しげなところにパーツクリーナーを吹きかけてみる。


写真2 パーツクリーナーを吹きかけているところ

パーツクリーナーを吹きかけたときにエンジンの回転が変われば、そのあたりから2次エアを吸い込んでいることになる。一通り怪しげなところにパーツクリーナーを吹きかけてみたが、特にエンジンの回転に変化はなかった。ということは、2次エアを吸い込んでいるわけではなさそうだ・・・。原因究明は続く・・・。



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