2017年5月27日(土)

DD2号 ホイール補修 − その8

塗装のための下地ができてきたので、そろそろ塗装したいところだが、DD家には塗装ブースがあるはずもなく、どうしても屋外塗装になってしまう。そうなると怖いのは埃だ。屋外で塗装すると、きれいに塗装した面に埃が付いてしまいがちだ。そこで、ダンボール箱を使って簡易塗装ブースを作ってみることにした。

ホイールの大きさは直径500mm、高さ250mmぐらいだ。これがちょうど入るダンボール箱もあるにはあるが、非常に高い。そこで、写真1に示すように600×440×300mmのダンボール箱を2つ用意し、これを組み合わせて簡易塗装ブースを作成することにした。


写真1 ダンボール箱2つ

まずは写真2のように、このダンボール箱の10分の1のサイズのモデルを作成し、これを使ってダンボール箱をどのように組み合わせるかを考えてみる。


写真2 10分の1モデル

このモデルの大きいほうの側面を切り取って組み合わせると、写真3のようにホイールが入る箱ができる。


写真3 組み合わせたところ

蓋を閉めると、写真4のようになる。


写真4 蓋を閉めたところ

蓋を開けてスプレーで塗装し、すぐに蓋を閉めれば埃も付かないだろう。よし、これでいこう!

ではモデルを参考に、まず写真5のようにダンボール箱の大きいほうの側面をカッターで切り取る。


写真5 側面の切り取り

2つのダンボール箱の側面を切り取ると、写真6のようになる。


写真6 側面を切り取ったダンボール箱

これを組み合わせると、写真7のような大きな箱ができる。


写真7 組み合わせたところ

写真8のように、布テープを使って組み合わせたダンボール箱の底の部分を接着していく。


写真8 底部分の接着

側面も写真9のように布テープを貼っていく。


写真9 側面部分の接着

さらに、底面部分も写真10のように布テープを貼っていく。


写真10 底面部分の接着

底面部分は写真10のように穴が開いているので、切り取った側面部分のダンボールの一部を使って、写真11のように底の穴をふさぐ。


写真11 底の穴を塞いだところ

底に穴があるということは、蓋の部分にも写真12のような穴があるということだ。


写真12 蓋部分の穴

この蓋部分も切り取った側面の一部を使って、写真13のように延長しておく。


写真13 延長した蓋

この延長した蓋を閉じれば、写真14のように蓋部分に穴がなくなる。


写真14 蓋を閉じたところ

これで簡易塗装ブースの完成だ。この箱にホイールを入れてみると、写真15のようになる。


写真15 ホイールを入れたところ

ピッタリ!! これで塗装の目途もついた。この簡易塗装ブースもあと3つ作らないといけないなぁ。つづく。



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