2017年4月27日(木)

オイルフィルターハウジングのオイル漏れ その3 − チロリンさんより

今回も続いて、E36にお乗りのチロリンさんより、オイルフィルターハウジングのオイル漏れのメンテレポートをいただいたので紹介しよう。


タップきりに失敗し、次の方法を考えました。やはり、ハウジングを外してタップを切ることを考えていたところ、ビスを思いつきました。気がつくとホームセンターで買ってました。

1本だけで良いので、残りはどうしましょうか。夜、嫁ッタが通るトイレまでの動線に立てておいておきましょうか。何か日の目を見ることがあるかもしれませんので、コレクションに追加しました。これであまり力をかけずにねじ込めそうです。それでも作業性が悪いため、オルタとスロットボデーを外しました。

赤丸が作戦ポイント.。(スロットルボディーに冷却水が通っている意味が良く分かりません。暖めるのでしょか。)

そして使える長さにコインとセットで加工しました。(円の中心を出す方法ってあるのですね)

そして受け側も面を少し削って仮で装着。

いい感じです。脱脂し、内側にしっかりエポキシを盛り上げ、ねじをなめないよう手加減締め付けで装着しました。

画像ははみ出たエポキシを外側にも盛り上げていますが、仕事はコインの内側と、円周の端っこの隙間なので外のエポキシは飾り状態です。外のエポキシでは止められないことを学んでいます。

そして48時間置き、テストラン。

なんと言う事でしょう!!オイルが漏れてきません。湿っていないエンジン周り。当たり前のことです。目が見える、両手が動く。歩くことができる。当たり前です。あたり前のことがいかに素晴らしいことか感謝して生きていくことにしました。(おそらくしばらくしたら忘れますけど)

そして数百km過ぎましたが漏れていないため一応成功です。エンジン周りはまったく湿っていません。高速度ではテストしていませんが、今後そのまま漏れない事を祈ります。

そして今後の考察ですが、エポキシには60分タイプで、くっつきにくいアルミを含め金属用のものがあるのを後に発見しました。今後、機会があれば(無いことを強く望みます)これを試してみたいと思います。

こんな感じでケチケチ修理が終わりました。詮をはずせるタイプは外したほうが安心ですが、私のようなタイプで本体を外したくない方は試してみてはいかがでしょうか。エポキシはセメンダイン社の金属用の高耐久タイプ(他に良いのがまだあるかもしれません)、コインは外国の30mm少しあるのをお勧めします。
 
糸冬。


コインを使ってオイル漏れが補修できるとは!?

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいたチロリンさんに感謝する。



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