2016年5月1日(日)

DD2号 イカリングLED化 − その2

以前のレポートでイカリングの電球をLEDに入れ替えたが、イマイチ明るくなかった。そこで、さらに明るいH8のLEDを購入して交換してみることにした。写真1に購入したLEDのパッケージを示す。価格は3,298円(送料込み)であった。


写真1 購入したLEDのパッケージ

これは3200ルーメンの明るさのLEDであり、明るさには期待できそうだ。パッケージから取り出したLEDを写真2に示す。


写真2 パッケージから出したLED

このLEDをよく見てみると、根元の取り付け部分が写真3のようになっている。


写真3 取り付け部分

以前のレポートで報告したように、イカリングを綺麗に光らせるためには、LEDの向きを導光管に向けるように調節できなければいけない。しかし、このLEDは向きを調節することができない。どうしよう・・・。う〜〜ん・・・? そうだ!! 写真4のようなH8の電球の根元部分を使おう!


写真4 H8の電球

写真5のように、この電球の根元を金鋸で切断する。


写真5 金鋸で切断しているところ

切断すると、写真6のように2つに分離できる。


写真6 切断したH8電球

写真6の左の部分から、さらに写真7のように根元の金属部分だけを分離してこれを使う。


写真7 根元の金属部分

この金属の輪に付いている板バネを取るため、写真8のようにラジオペンチで両端からバネを挟む。


写真8 板バネを取り除いているところ

そして、写真9のように、金鋸で切断したときのバリをヤスリで取る。


写真9 ヤスリでバリを取っているところ

このようにして、取り出したH8電球の根元の金属部分を写真10に示す。


写真10 H8電球の根元の金属部分

この金属の輪がうまく入るように購入したLEDを加工しよう。まずは、写真11のようにLEDの根元の出っ張りをニッパーで切り取る。


写真11 出っ張りをニッパーで切り取っているところ

そして、金属の輪が入るように根元部分を削って細くしていく。削る前には、写真12のようにマスキングテープで養生しておこう。


写真12 マスキングテープで養生しているところ

そして、写真13のようにヤスリで根元部分を削って細くしていく。


写真13 ヤスリで削っているところ

うまく削ると、写真14のようにLEDに金属の輪をキッチリ入れることができる。


写真14 金属の輪を入れたところ

このようにして、写真15のように2つのLEDの根元部分に金属の輪を入れた。これの金属の輪を回転させることでLEDの向きを調整させることができる。


写真15 根元部分を金属の輪にしたLED

さて、ここまで準備ができれば早速イカリングのLEDを入れ替えてみよう。前回と同じようにヘッドライトユニットを取り外して、写真16のように、以前に入れたイカリングLEDを取り外す。


写真16 イカリングLEDを取り外したところ

今回準備したLEDと以前のLEDを比較したところを写真17に示す。


写真17 LEDの比較

以前に入れたLEDの根元の出っ張り部分を参考にして、準備したLEDの出っ張り部分の向きを調整してヘッドライトユニットに入れる。写真18にLEDを入れているところを示す。


写真18 LEDを入れているところ

キッチリ奥まで入れると、LEDが導光管に向くはずである。奥まで入れると・・・、奥まで・・・、あれ? なんか入りづらいな・・・・?  よく見ると、写真19のように、LEDの後ろ側が長すぎてヘッドライトユニットに入らない!?


写真19 入らないLED

マジで!? ここまで加工したのに? ヘッドライトユニットをよく見てみると、写真20のように電球の後ろ側は35mmしかスペースがない。


写真20 電球後ろ側のスペース

とりあえず、LEDは以前のものに戻し、後ろ側が35mm以内のLEDを探してみよう・・・。まぁ、今回買ったLEDはフォグランプとしてでも使おうかな。

その3に続く。



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