2015年9月9日(水)

DD2号 ワイパーブレードの交換 − 中華製ワイパーブレード

最近、雨の日にDD2号に乗ってワイパーを作動させると、運転席側に水滴の拭き残しがあり少し視界が悪かった。そろそろワイパーブレードを交換する時期だろう。「BMWのことだから、純正のワイパーブレードは両方で5,000円ぐらいしたりして・・・?」なんて思いながら純正パーツ価格を調べてみると、まさかの1万円越え(笑)。半笑いで、中華製の安いワイパーブレードを探して購入した。そういえば、貧乏人のDDって、DD号に乗っていた時も一度も純正ワイパーブレードを買ったことがないや。

DD2号のワイパーアームは、写真1のように、DD2号が右ハンドルであるにも関わらず、左ハンドル車と同じものが付いている。


写真1 DD2号(E63)のワイパー

DD号(E34)のときは、右ハンドル車と左ハンドル車でワイパーアームの付き方が鏡面対象になっていたが、DD2号(E63)は同じである。DD2号のワイパーの動きを見てみると、ダブルリンク構造になっており、DD号に比べてフロントガラスの隅まで拭き取れるようになっている。それゆえ、DD2号では左ハンドル車と同じワイパーアームの位置でも運転席側の視界が十分確保できると判断したのだろう。

まぁ、それはさておき、とりあえず左側からワイパーブレードを交換する。交換時には、写真2のように、必ずクッションになるものをフロントガラスの上に置いておこう。BMW車は高速走行でもワイパーが浮き上がらないように、ワイパーアームをウィンドウへ押し付ける力が強い。それゆえ、ワイパーブレードを外してワイパーアームだけの状態で、誤ってワイパーアームを倒してしまった場合には、ワイパーアームがフロントガラスに強く当たりフロントガラスを割ってしまう場合がある。DDはワイパーブレード交換時にはいつもフロントガラスの上にサンシェードを置いている。


写真2 フロントガラスの保護

ワイパーブレードは、写真3の赤矢印のところを指でつまんで押し込み、緑矢印の方向に強めに引き抜けば外すことができる。


写真3 ワイパーブレードの外し方

購入した中華製ワイパーブレードは、写真4のような箱に入って送られてきた。購入価格は、1,511円(送料込み)であった。まだちょっと高いなぁ。


写真4 ワイパーブレードの箱

箱の右側には、写真5のような表示があった。


写真5 箱の表示

このワイパーブレードは、5シリーズ用で600mmと550mmの2本のブレードが入っているようである。

写真6は、DD2号から取り外したワイパーブレードと購入したワイパーブレード(600mmのほう)を比較したところだ。


写真6 新旧ワイパーブレードの比較(左:古いワイパーブレード、右:購入したワイパーブレード)

写真7はアームとの取り付け部分の比較だ。


写真7 アーム取り付け部分の比較(上:購入したワイパーブレード、下:古いワイパーブレード)

古いワイパーブレードには「6」と書いてあるが、購入したワイパーブレードには「5」と書いてある。やっぱり5シリーズ用だったようだ。

一方、右側のワイパーブレードは550mmと短いかと思いきや、DD2号から取り外した右側のワイパーブレードは、左側のワイパーブレードと同じ600mmだった。写真8に右側のワイパーブレードを示す。


写真8 ワイパーブレードの比較(左2本:DD2号から取り外したもの、右:購入した550mmのワイパーブレード)

左右で同じ長さだったのか!? まぁ、購入してしまったものは仕方がないので、取り付けてみることにした。写真9に購入したワイパーブレードを取り付けたところを示す。


写真9 新しいワイパーブレードを取り付けたところ

右側のワイパーブレードが短いかと思いきや、写真10のように右端を見てもそんなに短いことはない。


写真10 右側ワイパーブレードの右端

どうして?? まぁ、いいか(笑)。

なお、水滴の拭き取りについては特に問題なかった。問題は耐久性だな。でも、価格の事を考えると、純正ワイパーブレードの3分の1の期間でも十分だろう。しばらく様子を見てみよう。



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