2012年11月11日(日)

E39 ガラスサンルーフへのコンバージョン − hiroさんより

今回はE39にお乗りのhiroさんより、ガラスサンルーフ(いわゆる、ムーンルーフ)へのコンバージョンのレポートをいただいたので紹介しよう。


E39と車イジりが大好きな”hiro”と申します。BMW暦もまだ浅く、まだまだビーマーに程遠い私ではありますが宜しくお願いいたします!

 

【はじめに】

昔っからサンルーフが好きって言うか、ニコチン依存症の私としてはチルトで煙突代わりに利用することがしばしば。。愛車のサンルーフは後期型の540ハイラインという最上級車なのに何故か鉄板サンルーフ・・・・やっぱ、ガラスサンルーフが欲しい☆


たまたま某オクでガラスサンルーフが出品されてたので、つい指が動いてしまいました。手に入った以上はイジでも付けちゃいます!!

 

【ガラスサンルーフへのコンバージョン作業】

重いサンルーフを持ち上げたり、車外へ引き出したりしなければならないため、39友達のnobuさんにお手伝いをお願いしていました^-^

まずはサンルーフを全開にしておきます☆←これ重要!!

作業スペースを空けるために、シートの取り外しをします。フロント2脚にリヤ座面。シートを外すと汚れてますね! コレを機会に後でキレイにしておくとしましょう!

作業スペースが確保できたら、天井面などの内装外しに取り掛かります。

まずは吊り輪。ここにはフタが被ってるので、小さなマイナス等でフタを外して、プラスネジを左右緩めて外します。

Aピラーは上部のAirbag表記のフタに隠れたトルクスビス1本とピンで留まっています。

サンバイザー裏のランプユニットは内装外しでパカっとご開帳。

サンバイザーは付け根のフタを浮かすとトルクス(T-20)2本で留まっております。

サンバイザーの受け部分はこんな感じでフタが開きますので、同じくトルクスビスを外します。

室内灯とサンルーフモーターカバーの取り外し。室内灯は内装外しでちょいとコジってやれば外れます。その後で室内灯側から手を入れて、上からプレッシャーをかけてやればサンルーフモーターカバーが外れます。

次にCピラー。まずランプユニットを内装外しでランプユニットの上側からコジってやることで外れてきます。その後、ランプユニットに隠れた8mmのビスを2本外せば、ピラーが外せます。たしか前期はこの8mmビスは無かったはず。

そして最後にBピラー。ここはピンだけですが、下半分のカバーと勘合してますので、半ば強制的な力技。。 良い子は地道に下のほうから外してください(笑)

これで、天張りを外すための室内側作業完了です。

サンルーフの上から見えるトルクスビス(T-10だったかな?)の取り外し。このビスが室内側で天張りを押さえるピンを留めてますので、このビスを外して天張りを落とす準備をします。ただ、サンルーフ開口部のリヤ側のトルクスビス4本は取れません。(先に取っておくのかなぁ?チルトしても取れそうになかったし・・)

その開口部リヤ側4つのピンですが、マイナスドライバーを差し込んで強制的ご開帳!!(笑)。 一本が取れると連鎖的に簡単に取れてきました。

ここまでくれば天張りが簡単に落とせます。天張りを落とす手順は、リヤガラス上から天張りを浮かすようにして外し、リヤ側からゆっくりと順々に落としていきます。こんな大きい天張りって、車外に出るのか?不安でしたが、シートを外していることもあってリヤドアからすんなり車外へ取り出すことが可能でした☆

上写真が天張りを外したところです。天井には巨大なサンルーフユニットが鎮座しております。

さて、一服もしながら。。いよいよサンルーフユニットの取り外し作業を行います! サンルーフの四隅に4箇所下水処理用のゴム製のチューブが刺さっていますので取り外し。ただ、刺さってるだけです。

サンルーフモーターの取り外し。サンルーフモーターは3本のトルクスビス(T-20)で留まっています。でも、結果的にサンルーフモーターは外さなくても大丈夫でした。

サンルーフユニットは前面とサイド面にトルクスの皿ネジ(T-20)で留まってます。本数は両手の指では数えられない数でしたので、覚えてません(爆)。このトルクスを全部外してしまっても、フロント側の勘合とリヤサイドのピンで留まってますので、頭上に落下することはありませんからご心配なく!

あとはそのサイドのピンをマイナスドライバー等でちょいとコジってやれば、サンルーフユニットのリヤ側が下がってフリーになります。全体的にフリーになりましたら、サンルーフモーターの受け部分が天井フロント側にある勘合に刺さっていますので、サンルーフユニットをリヤ側にスライドさせてやれば大物が外れてきます。

ここからは二人作業が必須です。ゆっくりとサンルーフユニットを車外へ引き出します。天張り同様にリヤドアから車外に出しますが、天張りと違い金属ですので引き出すときにドア周りにキズをつけないように十分注意が必要です。

サンルーフを外へ出して、二人ともビックリ!! なんと屋根には。。。ダンボールが貼り付けてありましたぁ〜^^; コレって、部品番号指定すれば純正部品として出てくるんだろうか??高いダンボールなんだろうなぁ(笑)

ここで一通り外すものは外れたので、一服!! 車の回りには外したパーツがいっぱいです・・。

さて、後は逆工程でガラスサンルーフユニットの取り付け作業を開始♪

ガラスサンルーフユニットが取り付いたところ。いいねぇ〜開放的だ(一人ニヤリ)。加工も無くそのままポン付け。何のトラブルもなく作業が進みます。

取り付け完了。ガラスサンルーフへのコンバージョンが完成しました^^♪ 動作もOKで満足度120%です☆

でもね、最後に見慣れぬ・・・

たぶん警告残っちゃうだろうなぁって思いつつ、天張りを外す開口部リヤ側4つのピンのトルクスビスを確認するために、イグニッションオンにしてサンルーフを可動したんですよね。シートを外しているため、ご多分に漏れず着座センサー断線と検知したわけです・・^^;

この後で診断機を接続しエアバック警告を解除して、これで本当の作業終了です☆ まぁ、これもまたご愛嬌だ^-^v


E39にはガラスサンルーフがあるんだ・・・。いいなぁ・・・。

末尾ではあるが、いつも面白いレポートをいただいくhiroさんに感謝する。



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