2011年9月24日(土)

イカリングの修理 − インバータの交換

先日、夜に車を走らせていて、信号待ちで止まったときに右側のイカリングが点灯していないことに気づいた。DD号のイカリングはCCFL 管を使っているので、かなり明るい。だから、信号待ちで止まると前の車のボディに反射して丸い4つのリングが見えるはずである。しかし、 前の車のボディに反射した像を見ると、どうも右側2つのイカリングが点灯していないような気がする。

帰宅して車を駐車場に置いて見てみると、写真1のように右側のイカリングが点灯していない。


写真1 イカリング

いや、右側のイカリングをよく見てみると、写真2のようにうっすらと点灯している。


写真2 右側のイカリング

この症状は確実にインバータの不具合だ。部品箱を漁ってみると、写真3のようなインバータが出てきた。CCFLのインバータは、以 前のように壊れたことがあるので、購入するときに予備を買っておいたのだ。


写真3 予備のインバータ

さて、現在、DD号に付いているインバータは、写真4の赤矢印の位置にある。


写真4 インバータの位置

インバータはインシュロックで固定されているので、ニッパーでインシュロックを切断し、電源線も切断する。CCFLへはコネクタで接続さ れているので、そのコネクタも外すとインバータを外すことができる。

写真5に恒例の新旧比較を示す。新しいインバータは、古いインバータと全く同じものだ。


写真5 インバータの新旧比較(左:旧品、右:新品)

まずは、写真6のように電源線をハンダ付けして熱収縮チューブで保護する。


写真6 電源線を繋いだところ

そして、写真7のようにCCFL管へのコネクタを接続する。


写真7 CCFL管へのコネクタを接続したところ

このコネクタはビニールでくるんで、両側をインシュロックで縛って防水処理をしておこう。そして、最後に、写真8のようにインバータをイ ンシュロックで接続すれば交換完了だ。

インバータの交換後は、写真8のように両方のCCFL管が点灯するようになった。


写真8 CCFL管を点灯させたところ

右側のヘッドライトの裏は作業スペースが十分あるので交換作業は簡単だが、左側はちょっと難しそうだ。左側も近いうちに壊れるのか なぁ・・・?



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