2010年10月23日(土)

プラグのアースチューン − 牛ちゃんより

今回はE34にお乗りの牛ちゃんより、プラグのアーシングのレポートをいただいたので紹介しよう。


こんにちは、牛ちゃんです。また貧乏くさい事をやってしまいました。ネットをウロウロしていると点火プラグにアースを付けてる人がいたので、私なりに改良?してみました。

まず、バッテリーのマイナス端子をはずしてECUをリセットしておいてから、内径12mmのスプリングワッシャーと1.25sqの銅線をねじってくっつけます。

スプリングワッシャーは、事前に台所のガスコンロで炙ってペンチで平らにしておきます。内径10mmがプラグにはちょうどなサイズなのですが、取り外す時にワッシャーがひっかかって抜けにくくなるので、12mmを使用しました。ただ、内径12mmの普通のワッシャーだと、外径も大きい物しか売ってなくプラグホールに入らないので、スプリングワッシャーということになりました。

銅線とスプリングワッシャーの接続には226℃で溶けるハンダを使って試作しましたが、もしハンダが溶けるとオソロシイ事になるので、自分のE34ではねじって接続しました。しかし、知人のボロ車にハンダで接続した試作品を取り付けて実験してあげましたが、ハンダは溶けていませんでした。な〜んだ大丈夫なのか〜(激爆)。その後、私の通勤車にもハンダ仕様を取り付けましたが大丈夫なようです。でもE34は大切なのでねじって接続仕様です。

さて、次にプラグコネクターと銅線の干渉を少しでも避けるため、ねじった部分をペンチで平らにしておきました。

次に、ねじった部分が解けないように熱収縮チューブを被せ、やはり熱収縮チューブも熱いうちにペンチで平らにしておきました。

そして、これをプラグに被せダイレクトイグニッションコイルを装着します。

後は適当な場所にボディアースしておきますが、3本ずつ熱収縮チューブで束ね、少しでも綺麗に見せかけておきます。

これをしておかないとDDさんにダメ出しをくらい、boven7さんに原始人扱いされるので注意が必要です(笑)。

さて、取り付け後の感想ですが・・・

通勤車ではエンジン音が静かになったのが直ぐにわかりました。取り付け後、500km以上走行していますが、高速道路で以前より軽く走れるようになりました。出足も少し軽いようです。燃費は変わっていいません。ちなみに、通勤車はアース線とバッテリーマイナス端子を直で接続しています。

E34では・・・、取り付け後、やはりエンジン音が静かになりました。取り付け後の走行距離が100kmと少ないのと、バッテリーと直で接続していないからなのか今のところ他に変化は感じません。アーシングは直ぐに効果を感じられる時と、ある程度走行してから効果を感じられる時があるので、今後に期待しよっと。


アーシングについては、効果があるという意見と効果がないという意見があるようだ。なかなか定性的な説明ができないことに加えて、実験条件を統制した上で、定量的に評価した例も少ないからだろう。また、心理的なプラシーボ効果であることの可能性も否定できない。ただし、毎日、同じ車を運転している場合、微妙な違いを検出可能な人間のセンシング能力もバカにできないことも事実である。まぁ、なんだかんだ言っても、取り付けた本人が満足していれば、それでいいんだけど・・・。ちなみに、DDは個人的に非常に興味がある。

末尾ではあるが、面白いレポートをいただいた牛ちゃんに感謝する。



<<前の記事へ   次の記事へ>>

ご質問はddkunnejpgmail.comまで。

メンテナンス一覧へ