2010年9月23日(木)

エアクリーナーボックスのサーモスタットからの冷却水漏れ修理 − 様子見

先日、take-Mさんでエンジンオイルを交換した際、エアクリーナーボックスにあるサーモスタットから冷却水が漏れた跡があるのを発見されてしまった。

そのサーモスタットというのは、図1の10番のものだ。ここから漏れているということは、赤矢印で示すホースとの接続部分が怪しい。


図1 サーモスタット

このサーモスタットは、エンジンのウォーターポンプ近くに付いているサーモスタットとは違うものである。これがどこに付いているかというと、写真1のようにエアクリーナーボックスの裏側にある。


写真1 サーモスタットの位置(赤矢印)

ちなみに、青矢印で示したものは後付のクルーズコントロール装置だ。写真1ではサーモスタットが直接見えないので、写真2のように反対側から見てみよう。


写真2 サーモスタットの位置

どうも、ここから冷却水が少し漏れているようだ。「冷却水が漏れているのは、冷却水が入っている証拠!」と強がりを言いながらも、修理するわけである(苦笑)。

サーモスタットにアクセスするため、まずは、写真3のようにヘッドライト裏にあるカバーのネジ(2箇所)を90度回して緩める。


写真3 ヘッドライト裏にあるカバーのネジ

そして、写真4の位置にある吸気ホースを固定しているプラスチックのクリップを引き抜く。


写真4 吸気ホースをクリップ

すると、吸気ホースが写真5のように外れる。


写真5 吸気ホースを外したところ

吸気ホースを外すついでに、ヘッドライト裏のカバーも外しておこう。次に、写真6の位置にあるエアクリーナーボックスの蓋を固定している金属のクリップを外す。これは左右に2つずつ、エアクリーナーボックスの下に1つの計5個ある。マイナスドライバーで少しこじれば簡単に外れる。


写真6 エアクリーナーボックスの蓋を固定しているクリップ

5個のクリップを全て外すと、写真7のようにエアクリーナーボックスの蓋がエアクリーナーごと外れる。


写真7 エアクリーナーボックスの蓋とエアクリーナーを外したところ

そして、写真8のようにエアフローメータのコネクタを外す。これは、左向きに回転させれば勝手に外れてくる。


写真8 エアフローメータのコネクタを外しているところ

ついでに、写真9のように、エアフローメータとベローズの接続部分にあるホースクランプを緩めて、エアフローメータとベローズを分離しておこう。


写真9 ホースクランプを緩めているところ

さて、ここでやっとエアクリーナーボックスを外す。エアクリーナーボックスは、その裏側に1箇所(写真10)、横側に1箇所(車両進行方向から見て左側、写真11)、それぞれ10mmのナットで固定されている。


写真10 エアクリーナーボックスを固定しているナット(1)


写真11 エアクリーナーボックスを固定しているナット(2)

このナットを緩めると(外さなくてもいい)、エアクリーナーボックスを上に持ち上げて外すことができる。工具が入りにくい位置にあるので、ちょっと面倒だ。

エアクリーナーボックスの裏側には、写真12のようにサーモスタットが見える。


写真12 サーモスタット

このサーモスタットは、写真12の赤矢印の位置にある10mmのボルト(図1の12)で固定されているので、これを外す。すると、写真13のサーモスタット本体とご対面だ。


写真13 サーモスタット本体とご対面

サーモスタットには、冷却水が乾燥したときに出る白い粉が付着している。なんか、この辺りから漏れてるようだが、サーモスタットのどこから漏れているのか、イマイチ良くわからなかった。たぶん、サーモスタットとホースの接続部分から漏れているだろうと見当をつけて、ホースクランプを増し締めしておいた。

エアクリーナーボックスの下をのぞき込むと、写真14のように、ここにも白い粉が・・・。


写真14 エアクリーナーボックスの下

冷却水が漏れた跡は、写真15のように、水とホイールスポンジ1号で洗っておいた。修理後に漏れが止まったかどうか確かめるためだ。


写真15 白い粉を洗っているところ

写真16のように、サーモスタットも綺麗にしておいた。もちろん、エアクリーナーボックスも。

結局、サーモスタットのホースクランプを増し締めしただけだ。これで、漏れが止まればいいのだが・・・。しばらくは様子を見てみよう。

末尾ではあるが、冷却水漏れを発見していただいたtake-Mのtakeさんに感謝する。そういえば、最近、takeさんは不具合を発見してもあまり嬉しそうな顔をしない。顧客の心情に配慮してのことだろうか・・・(笑)。


その後、1ヶ月経ったのだが、該当箇所からの漏れは止まったようだ。ただし、サーモスタットのプラスチックのパイプが折れて冷却液が噴き出したという事例も聞いたので、いつかは交換しないといけないかもしれない。



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