2010年3月8日(月)

E39 電動Mスポシートへの交換 電源編 − コロすけさんより

今回は、メンテレポート常連のコロすけさんよりMスポシートへの交換レポート(電源配線 & リアシート装着編)をいただいたので紹介しよう。


DD様、皆様、大変大変お世話になってます。大きなことが出来ないコロすけで御座います。

【はじめに】

コロすけ号は、手動シートが装着されています。常々、Mスポ(Mスポーツ)のシートが欲しいと何時も口にしていたんです。蝦夷地の集会時にも…。で、皆様より「電源の配線は来ていますから大丈夫!」とか、「最悪の場合には、バッ直です」等々御教授を頂いておりました。

そんなある日、某ヤフオクでシートを発見してしまい、ついつい、“ポッチッ”

MスポアルカンタラシートE39後期装着品! O(≧▽≦)O

さて、手に入れたシートですが、これを装着するには電源の確保が必要です。でも、電源をどうしましょうかね?(・へ・;;)うーむ・・・・電気苦手です!

まず、ヒューズボックスを確認します。Fuse 10が助手席の、Fuse 13が運転席の電源のようです。こちらは空いていますが、使用できない感じです。というのも、上部には電気が来ていますが、下部は空いて、ヒューズボックスから配線されていないようです。

購入したシートと車体のカプラーを確認しますと、カプラーの形状も異なっています。黒いカプラーは現車の物で、黄色い方が購入シートの物です。そこで、バッ直(バッテリーに直接接続)で新規に配線を引く事にします。

 

【配線方法】

バッテリーのあるトランクから電源を引きますので、リアシートを取外す必要があります。リアシート取外し方法は、ミッチョ様のメンテレポートを御参考にしてください。m(_ _)m

バッテリー付近を確認しますと、バッテリーの上部にヒューズボックスのようなものが…。検電ドライバーで確認しますと、+12Vの電源が来ていましたので、ここから電源を取る事にします。

もともとヒューズは30Aが付いていますので、ヒューズ付きの配線を2本、30Aのヒューズを2個購入しました。同時に配線も購入します。ヒューズと配線は購入したシートに付いている電源線とほぼ同じ太さの物を購入しました。

ヒューズのプラスチィックの蓋(?)を外し配線をしていきます。

室内に線を入れていきます。後部座席背面よりメインのラインが入っていますので、その部分の上部に引き込みができそうな穴がありますので(ナビを装着した際に使用した場所です)、そこを通していきます。購入したヒューズ付き配線には、ヒューズを入れずに、仮配線のまま作業を行います。

次回以降のレポートで、フロントシート脱着方法を御説明致しますが、フロントシートを外すには、トルクス50-4本、シートベルト装着部トルクス50-1本、シートベルトケーブルなる物を取外します。

フロントシート・リアシート・Bピラーの内装を外しますと、ちから技でフロアマットを外すことができます。フロアマットの下に電源の線を通して、シートのカプラーの出ている所まで持って行けば配線終了です。

電源線を配線致しましたので、手に入れたMスポのリアシートを装着していきます。

まずは、背部を装着しまして、6角-10mm2本で固定します。

座部を嵌め込んで、リアシート装着完了です。

 

【おわりに】

フロアマットを外した際に写真を撮るのを忘れましたが、配線は来ていました。しかし、先述のように、コロすけ号は手動シートでして、ヒューズボックスが機能ぜず、またカプラーの形状も異なっていたため、新たに電源線を配線しました。

さて、はたして、電動Mスポフロントシートへの成功するんでしょうか? この時点では、このあと遭遇する不都合には誰も気付いてはいなかったぁ〜〜(笑)


E39で電動シートにコンバートしたい人には有用な情報だ。でも、この後の「不都合」って何だろう?

末尾ではあるが、面白いレポートをいただいたコロすけさんに感謝する。



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