2006年8月10日(木)

ウォーターポンプの適合について − tarurisaさんより

今回は、tarurisaさんよりウォーターポンプの適合についてのレポートをいただいたので紹介しよう。たかがウォーターポンプとはいえ、意外な落とし穴があるようだ。


私の車は91年式525で、走行距離も13万キロを突破したところですが、以前よりウォーターポンプの周辺(プーリーやエアーフィルターのケース)にまるで白いペンキを振り撒いたような跡があることに気付き、どうもウォーターポンプが怪しいということで、ウォーターポンプの交換を決行した時のレポートです。

早速Yahooにて、純正品の11 51 7 527 910を安価だったということもあり即落札! 届いた部品を見てBMWマークが入っていることに感動し、次の土曜日に交換作業に取り掛かりました。

取り外しも順調に進み、早速取り付けと思った所、、、???

ビスの位置もぴったり合っているのですが、途中で何かに当って入らない、、、 取り外したウォーターポンプと比較すると、購入した純正品はウォーターポンプの下側に丸い出っ張りがあり、それがバイブレーションダンパーに当ってしまって、どうやっても入りません。(ショック、、、)

いっそのこと、何の為に付いているか分からない出っ張りをサンダーで削ってしまおうかとも思ってしまいました。

結局、再度Yahooにて、サードパーティ製のウォーターポンプを購入し、無事に交換完了しました。

左が取り外したウォーターポンプで、購入した純正品が真ん中の物、右がサードパーティ製です。赤矢印で示したウォーターポンプの下側の丸い部分が問題の出っ張りです。

因みに、純正品の11 51 7 527 910はE46とE39にのみ適合するようです。また、右のサードパーティ製は全てのM50エンジンに適合するものでした。

あと、左が純正品プラスチックフィン、真ん中が純正品金属の鋳造のフィン、右がサードパーティ製金属の溶接のフィンです。

ウォーターポンプは部品番号が数種類あるようで、サードパーティ製でもかなり種類があり、バイブレーションダンパーに当るものがあるということを後で聞きました。輸入する時などは、気をつけた方が良いかと思います。

ということで、工具さえあれば比較的簡単な作業で交換が出来るウォーターポンプの落とし穴レポートでした。

交換に関しては、諸先輩方の交換レポートにおまかせいたします。


どうやらウォーターポンプにはいくつか種類があるようで、微妙に取り付けられなかったりするようだ。形状が似ているだけにややこしい。

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいたtarurisaさんに感謝する。



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