2006年5月20日(土)

エアコン添加剤投入 − 効くのか!?

先日、take-Mさんにお邪魔したときに、「DD号のエアコンの効きがあまり良くないんですけど〜」と相談すると、早速、エアコンコンプレッサーの低圧側と高圧側の圧力を測ってもらった。

その結果、どうもコアコンコンプレッサかエキスパンションバルブがおかしいんじゃないかという話であった。エアコンコンプレッサはDD号を購入したときに新品に交換してもらっていたので、エキスパンションバルブが怪しい。

エキスパンションバルブは交換するのが大変そうなので悩むところだ・・・。と考えていると、takeさんが「そういえば、先日、新しいエアコン添加剤を手に入れたんですけど、人柱になってみませんか?」との提案をいただいた。人柱って・・・(笑)。

takeさんから勧めてもらったエアコン添加剤を写真1、2に示す。


写真1 エアコン添加剤(表)


写真2 エアコン添加剤(裏)

どうやらナノテクを利用して、コンプレッサ内の傷を埋めることで加圧したガスを逃がさないようにするものらしい。

そうか! コンプレッサ内にはナノオーダーの傷が付いているのか!?

また、缶には「エアコンの吹き出し温度が-3℃〜-5℃も下がります。」と書いてある。

「-3℃〜-5℃も下がる」って、「3℃〜5℃上がる」ってことか!?

そんな細かいツッコミはさておき(笑)、ダメモトでDD号に入れてもらうことにした。takeさんによると、基本的には健全な冷却系に入れないと効果がないらしいが・・・。

まずは、写真3のようにDD号のエンジンを始動し、エアコンを入れた状態でしばらくおいて十分に熱平衡状態になってから吹き出し温度を計測した。


写真3 吹き出し温度を計測しているところ

なお、外界からの赤外線による温度変化を少なくするため、フロントガラス内側にはサンバイザーをつけている。エアコン添加剤を入れる前では、外気導入の状態で吹き出し温度は10℃であった。

その後、写真4のようにエアコン添加剤を入れてもらった。


写真4 エアコン添加剤を入れているところ

写真4で黒い目線が入っているのがtakeさんである。これでtakeさんも犯罪者の仲間入り!?(笑)

それはさておき、エアコン添加剤を入れてから、再びしばらくおいて十分に熱平衡状態をつくり吹き出し温度を測ったところ、9℃に下がっていた。温度低下は1℃である。

う〜ん、微妙なところだが、計測条件を完全にコントロールしているので温度が下がっているのは確実である。しかし、エアコン添加剤の効果を十分に発揮するためには、まずはエキスパンションバルブの修理をするのが先決のようだ(苦笑)。本格的に暑くなる前に、take-Mさんにお願いしよう。



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