2006年4月24日(月)

オドメーター&トリップメーターの文字欠け補修 − sam1号さんより

今回は、sam1号さんよりオドメーターとトリップメーターの文字欠け修理のレポートをいただいたので紹介しよう。こんなのって、修理できるんだぁ〜。


オドメーター、トリップメーター文字欠けの補修

EXAさん、ナルさんの御助言のおかげでパワーウィンドウの”ガコッ!”から開放され日曜の午後は時間が空いてしまいました。

で、MyE34を購入した時から気になっていたオドメーターとトリップメーターの文字欠けを修理してみようと思いたちやってみましたのでレポート送ります。

症状(すみません、画像がありません)

イグニッションONにすると、液晶表示がされますが
  ・オドメーターの1万の桁から左が表示されない。
  ・トリップメーターの100の桁が欠けている。
  ・室内温度が上がると点灯する。
  ・夏場は室内温度が高いので、始動後すぐに点灯する。

という症状でした。

全部が不灯という状態ではないので、液晶の不具合ではなくどこかが熱変形をして点灯するのではないか? と素人判断で作業開始です。

メーターAssyの取り外しとメーターケースの分解については、先達の皆様方が書かれているので割愛します。(NENAさんありがとうございますm(_ _)m )

1)メーターAssyの取り外し (ハンドルを外した方が楽でした)

2)メーターケースの分解

3)サービスインジケータの取り外し

インジケータ左右に小さい引っかかりが有ります。(左右の上下に1つづつ計4箇所)

これを外すとインジケーターが前方へ出てきます。

4)サービスインジケータをフレームから取り外します。

片側に3箇所、反対側に2箇所(2つのツメがありますので、4箇所とも言いますね)のツメを起こして液晶部分とフレームを別けます。

5)フレームのオドメーター付近にビニールテープを貼り付けます。2重に重ねてみました。

理由ですが、液晶パネルと基盤は接触しているだけで半田付けとかはされていません。

なぜ文字欠けしているのか考えましたが、この金属製のフレームが液晶を基盤側に押し付けているだけなので、押す力が弱くなり、接点が離れてしまっているのでは? と思ったからです。

6)後は元通りに組み立てるだけです。

・液晶を外す時は無理な力を加えないようにしてください。(液晶パネル自体が壊れるかもしれません。)

・フレームにビニールテープを貼らなくても直るかもしれません。(後で思ったのですが、フレームのツメを締め直すだけでOKかもしれません。オドメーター付近のツメが他のツメと離れているので、少しづつ歪んで接触不良になっているだけかもしれません。あくまでも予想ですが・・・)

車体に仮組してイグニッションをONにした時ですが、何故か触っていないパックアップランプ(電球)が切れてしまいました。OBCでも発生しましたが、なぜ取り付け取り外しをすると切れてしまうのでしょうか?

と、なぞを残しつつも幸せな休日は過ぎていきました。

相変わらず画像が少なくてすみません。当初は直す自信が無かったので、画像を残していませんでした。直ってしまったので、もう一度分解して画像を撮り直したので(汗)。


メーターの文字欠けは上記のような接触不良の場合もあるらしい。もちろん、液晶がダメなら直すのは難しいのだが、文字欠けしている人は一度やってみる価値はあるようだ。

末尾ではあるが、わざわざもう一度分解して写真を撮り直してもらったsam1号さんに感謝する。



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