2004年9月12日(日)

ボディのへこみ修理 − その1

先日、狭い場所で車をバックさせていると、左後ろから「ガシッ」という音がして、車体に軽い振動が伝わってきた。

・・・・・・・・・・・・・・・ (汗)

車を降りて左後ろを見てみると、左後ろのフェンダーの一部が写真1のように凹んでいた。


写真1 ボディが凹んだ部分

あ〜、やってしまった・・・・・

これを見て、DDも凹んでしまった(苦笑)。凹んだ部分をよく見ると、写真2のように凹んでいるだけではなく、白いペイントが付着している。車が接触したポールの塗装が付着したのであろう。


写真2 ボディが凹んだ部分(拡大)

これを板金屋さんで修理するとウン万円だろうなぁ・・・。そういえば、先日、Kidsさんが自分で小さなボディの凹みを直していたようだ。なんか変な道具を使っていたようだ。ちゃんと直らなくても、その道具で目立たないようにはできないだろうか?

早速、Kidsさんに「あのボディリペアの道具、貸して〜」と頼んだら、快く貸してくれた。本当にいい人だ。

借りた道具は写真3のようなものである。


写真3 ボディの凹みを直す道具

 

さて、作業の様子を紹介しよう。この道具以外に使うのは、写真4のホットボンドである。


写真4 ホットボンド

まずは、写真5のようにボディの凹んだ部分をアルコールで脱脂する。


写真5 アルコールで脱脂する

そして、写真6のようにホットボンドでボディの凹んだ部分にタグをくっつける。タグとは、例の道具の真ん中にある部分である。


写真6 タグをくっつけたところ

しばらく冷やしてから、写真7のように道具をセットして、真ん中のダイヤルをゆっくりまわしながら、ボディを引っ張り出す。


写真7 ボディを引っ張り出しているところ

ゆっくり引っ張っていくと、バンッという音とともにタブが外れる。タブが外れたところには、写真8のようにホットボンドが付着している。


写真8 ホットボンドが付着している

このホットボンドは、写真9のようにヘラで大まかに落としてやる。よく見ると、ホンの少しだが、凹んだボディが出てきているような気がする。


写真9 ボディに付いたホットボンドを落としているところ

もう一度やってみると、やっぱりホンの少しだけボディが出てくる。とりあえず、20回ほどやってみたら、かなり凹みが目立たなくなってきた。

今回はこのへんにしておいてやろう(笑)。今回の成果を写真10、写真11


写真10 今回の成果(1)


写真11 今回の成果(2)

写真では目立たなくなっているが、実際に見ると凹んでいるところがよくわかる(泣)。もう少し、小さな凹みならほとんどわからないぐらいに直せたかもしれない。



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