2000年12月17日(日)

カーステレオの配線変更 − やっぱりヘンだったか

以前からカーステレオで気になっていたことがある。それは、

かねてから、この原因はBMWの車両側にアンプを搭載しているためではないかと思っていた。通常、カーステレオ本体のパワーアンプで増幅された信号はスピーカーケーブルを通って車体のスピーカーを直接駆動する。しかし、私の車の場合は、車両がパワーアンプを独自に持っているために、現在の配線のままでは、カーステレオのパワーアンプで増幅された信号が、さらに車両側のパワーアンプで増幅され、スピーカーを駆動する形となっているのではないだろうか? これでは、音が大きいし、ノイズも入るし、音質もわるくなるはずである。

今回、この仮説(?)を確かめるべく、カーステレオの配線を変更してみた。とりあえず、カーステレオを引っこ抜いてみる。

写真1 カーステレオの配線

使っているカーステレオにはRCAピンにてパワーアンプに入る前の信号が出力されている。この出力を車両側に接続するため、RCAピンコネクタからギボシ端子に変更する。

写真2 パワーアンプに入る前の信号が出力されているRCAピンケーブル

写真2はフロント左右の信号が出力されているRCAピンケーブルをチョン切ったところである。これにギボシ端子をつける。ギボシ端子は5組で160円也。

写真3 端子取り付け後のケーブル

ケーブルは同軸なので、外側の被服をむくとシールド側(マイナス側)の被服がなくなってしまう。そこで熱で収縮するチューブ(確かヒシチューブって名前だったような・・・。2mで210円也。)を使った。ギボシ端子は電工ペンチを使って圧着した。

完成したケーブルを使って配線を変更してみると、これがバッチリである。音が妙に大きいことも解消され、ノイズ音も聞こえなくなった。音質も改善された。やはり今までの配線では、カーステレオのパワーアンプと車両側のパワーアンプの両方を通っていたようである。

写真4 配線変更後のカーステレオ(見た目に変化なし)

カーステレオがちゃんとなるようになって、妙に嬉しい。

 

気合いを入れて洗車 − ポリラック再施工

1ヶ月半ぐらい前に「気合いを入れて洗車 − ポリラック恐るべし!」として、ドイツ製のポリラックというコーティング剤を使ってみた。その後の経過、および再度施工した結果について報告する。

ポリラックのうたい文句(?)の一つに「水をはじかない」というものがある。これは、撥水性がないために、雨が降った後の水切れがよく、ウォータースポットを作らないというものだ。実際、前回のポリラック施工後では多少の撥水性があったが、施工1ヶ月半後では写真5の通りである。

写真5 ポリラック施工1ヶ月半後(水をかけたところ)

写真5は水をかけたところだ。確かにワックスに比べると撥水性は少ないし、水切れもいいようである。なお、ポリラック施工後1ヶ月半の間には洗車機による洗車を3〜4回しただけである。

施工後1ヶ月半が経ったので、シャンプー洗車をして再びポリラックを施工してみた。シャンプー洗車をして水分を簡単にふき取った時点で十分な艶が回復できていたので、敢えてポリラックを再施工する必要もなかったが、作業自体が簡単なためついでに再施工してみた。写真6の通りである。
 
写真6 ポリラック再施工後

シャンプー洗車の後に水分をよくふき取らなかったので、ポリラックが乾いてからふき取る際に苦労した。教訓として、
洗車の後には水分を十分にふき取らなければいけない
ことがわかった。



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