2003年1月26日(日)

CAR-LACK68施工 & ピンネショット(その2)

いつものように金曜の夜にバレーボールに行くと、いつもお世話になっているMさんが「DD君のホームページで見たんだけど、"ポリラック"ってそんなにいいの?」と聞いてこられた。ポリラック信者のDDは、ここぞとばかりに「ポリラックのすばらしさ」を吹聴しておいた(笑)。

DDは、以前にドイツからCAR-LACK 68(カーラック68)を輸入していたのだが、残念ながら使う機会がなかった。DDが借りているレンタカーは既にポリラック処理済みだし、おまけに冬に入って気温が低かったり雨が降ったりで、結局今まで試せなかったのだ。

しかし、今日は朝から快晴。カーラック68日和(?)である。おまけに、Mさんがポリラックに興味をしてしている。こんな好条件はまたとない。朝からMさんに「よかったら、Mさんの車にポリラックをかけましょうか?」などと恩着せがましい電話をしてみた(笑)。そうとは知らないMさんは「そりゃありがたい」と二つ返事で快諾していただいた。エヘヘ、シメシメ・・・・。


これがMさんの愛車Ford Galaxyである。Mさんは、この他にも黒いホンダ・アコードを所有している。


う〜ん。いい具合に汚れている。


まずは、水をかけた後に食器洗い洗剤で十分に洗車する。食器洗い洗剤は、油汚れもよく落とすし、泡切れも抜群だ(笑)。


ホイール洗いにはもちろん「ホイールスポンジ1号」を使う。この日のために日本より空輸しておいた。


ボディの下回りには、タールが付いている。これを取るには「AUTO RENS」なるものを使う。AUTO RENSはノルウェーのSTAT OILというガソリンスタンドで売っている汚れ落とし剤であり、みるみる間にタールが落ちていく。臭いからすると有機溶媒のようである。買って帰ろうかなぁ・・・。


今度は、有機溶媒のAUTO RENSそのものを落とすため、さらに濃い目の洗剤で洗う。目にも留まらぬスポンジさばきだ!


洗剤を流したら、水気を完全にふき取る。Mさんの車は、ノルウェーの悪環境下で新車から6年経っているとは思えないぐらい塗装の状態はいい。


そして、いよいよカーラック68の出番である。


事前に、こんな500mlの容器に移し替えておいた。ボトルの口の部分を見て欲しい。この口部分はお勧めである。少しずつ出すのも簡単だし、ボトルを倒しても中身がこぼれない。日本でもこんな口が付いているペットボトルがあるはずだ。


カーラック68の塗布方法はポリラックと同じである。塗布したところが白くなっているのがおわかりいただけるだろうか。

カーラック68とポリラックは基本的には同じものだと思われる。ただし、カーラック68を塗布すると使った布がかなり汚れる。気のせいかもしれないが、ポリラックより洗浄効果が高いと思う(←思い込みかもしれない)。



カーラック68の乾燥を待っている間、アーマオールで外装のプラスチック部分の艶を出す。ドアミラーも真っ黒だ。


そして、カーラック68を拭き取ると、ポリラックと同じように輝くばかりの艶が出る。カーラック68の艶はポリラックと同様に、透明感のある明るい目の艶である。


ボンネットもこの通り。ピカピカだ。


ついでにタイヤワックスもかけておいた。これで完成である。


上から見るとこの通り。ボディに鱗雲が映っている。Mさんにも満足していただけたようだ。もちろん、洗車マニアのDDも満足である(笑)。


洗車後には、ワッフルをいただいた。おいし〜い。

カーラック68はポリラックとほぼ同じもののようである。敢えて違いを挙げるとすれば、洗浄効果であろうか。しかしポリラックにも洗浄効果があるらしいので、本当のところはわからない。DDの手元にはポリラックも少しだけ残っていたので、車に半分ずつ塗って効果の違いを試してみれば良かったかもしれない。自分の車で試すのはイヤだけど(笑)。


ピンネショット(その2)

以前にMさんのところでピンネショットをいただいたが、その時に作り方を教えてもらった。教えてもらったら作りたくなるのが人情である。


というわけで、早速スーパーでピンネショットを購入した。約0.6kgで37NOKである。これは羊の肉を塩漬けにして乾燥させたものだ。


スーパーにはピンネショット用のピンネ(細い角材)も売っている。同時にこれも購入しておいた。太さ1cmぐらいの細い角材が16本入っている。


まずは、水を入れた鍋に入れて塩抜きをする。前日の夜11頃に塩抜きをはじめて、朝に一旦水を換える。さらに夕方まで水に浸けておく。あまり塩を抜きすぎると美味しくないし、塩を抜き足りないと塩辛すぎる。塩の抜き加減が重要だ。


夕方に見るとこの通り。水は少し白濁しているし、何か白いものが浮いている。これで塩抜きは完了だ。


このようにピンネを鍋底に敷く。


パパだけ積み木してズル〜い! 私もする〜。 (← いや、そうじゃなくて・・・)


その上に塩抜きした肉を置いていく。


そして、水を入れて、


火にかける。要するに蒸すわけである。鍋の中の水がなくならないように、時々水を足しながら、2時間ほど蒸す。蒸しているとラム肉独特の匂いがする。うっ!


蒸し上がったらできあがり。


鍋に入っていた水は白濁している。まるでトンコツスープのようだ。


今日の付け合わせはポテトだけ(笑)。


少し塩辛いがポテトとビールが良く合う。


作った量が少し多かったかなと思ったが、完食(笑)。

ピンネショットは美味しいのだが、蒸している間のラム肉独特の匂いはいただけない。これは自宅で作るより食べに行く方がよさそうだ。



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