2020年3月21日(土)

DD2号 Bluetoothで音楽を − Bluetoothユニット

DD2号にはスマホとBluetooth接続できる機能が備わっているが、これはあくまで電話用であり、スマホと車両をBluetoothで接続して音楽を聴くことはできない。先日、スマホホルダーを取り付けた ので、車でもスマホに入っている音楽を聴いてみたいのが人情だ。そんなとき、ネットを徘徊していると、BMW用のBluetoothユニットを見つけたので、ついポチっと・・・。届いたBluetoothユニットを写真1に示す。


写真1 購入したBluetoothユニット

価格は1,122円(送料込み)であった。このユニットから出ている赤黒の配線は電源なので、ギボシ端子を付けておいた。一方、写真2の3本の端子は、おそらくアース(黒)、右チャンネル(赤)、左チャンネル(白)だろう(説明書がないので、全くわからないが)。


写真2 3本の端子

この配線には写真2のようなコネクタの端子が付いている。これをカーステレオのどこかに取り付ければいいんだな。ヘッドユニットの配線図を調べてみると、図1の赤矢印のところが外部入力(AUX-IN)になっている。


図1 ヘッドユニットに配線図

車両のAUX-INのジャックはセンターコンソールの物入れの中にあるので使っていない。このAUX-INの代わりにBluetoothユニットを接続することにしよう。ヘッドユニットのAUX-INのコネクタであるX13813は図2の位置にあるようだ。


図2 コネクタの位置

ヘッドユニットの裏にアクセスするために、センターパネルを外す。まずは、写真3のように養生から。


写真3 養生したところ

そしてセンターパネルを外していく。このあたりの手順については、このレポートを参照のこと。パネルを外したところを写真4に示す。


写真4 パネルを外したところ

このヘッドユニットを外し、裏にある大きなコネクタを外すと、写真5のようにX13813のコネクタが赤矢印のところに見える。


写真5 X13813コネクタ

このコネクタは、写真6の赤矢印で示すツメを押すと引き抜くことができる。


写真6 コネクタのツメ

写真7に引き抜いたX13813コネクタを示す。


写真7 引き抜いたコネクタ

このコネクタにはカバーがあるので、写真8の赤矢印の爪を下に押してカバーを取る。


写真8 カバーを取る爪

写真9にカバーを外したコネクタを示す。


写真9 カバーを外したコネクタ

ここで、図3にX13813コネクタのピン配置図を示す。


図3 X13813のピン配置図

すなわち、写真9の赤矢印で示したピンのうち、上側が2番ピン、下側は外側(写真右側)が7番ピン、内側(写真左側)が8番ピンである。そこに来ている配線と端子を引き抜いて、代わりにBluetoothユニットの端子を入れる。配線の対応は図1を参照のこと。また、同時にBluetoothユニットの電源もスマホホルダーの電源と同じところに接続しておく。あとは外した部品を元に戻せば作業完了だ。

作業後、スマホをBluetoothユニットに接続し、カーオーディオの入力をAudio AUXにすれば、写真10のようにスマホに入っている音楽を車を聞くことができるようになった。


写真10 スマホの音楽を聴いているところ

スマホの音声出力をBluetoothで車両に接続しているため、スマホをナビとして使っているときに音声案内も車のスピーカーから聞こえるようになった。なんかちょっといい感じかも。



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