2012年5月18日(金)

ブレーキキャリパーのオーバーホール Tips − 牛ちゃんより

先日、牛ちゃんと話をしていたときに、「私もフロントブレーキをE31のものに替えたんですよ〜。キャリパーもオーバーホールしましたよ〜。画像がありますから、よかったらレポートに使います?」って聞かれたので、二つ返事で写真をお願いした。ただ、「レポートの文章は適当に考えてくださいね〜(笑)」と爽やかに言われたので、文章は適当にDDが作文することにした(笑)。

交換するブレーキキャリパーには、下の写真のような記載がある。

これはこのキャリパーの適合を表す。適合するピストンの直径は60mm、適合するローターの厚さは30mm、その直径は324mmという意味だ。

さて、オーバーホールするためにはキャリパーからピストンを出さなければいけない。普通はエアコンプレッサーで押し出したり、自転車の空気入れで押し出したりするのだが、もちろん牛ちゃんはそんな常人がするようなことはしない。

肺活量を活かして息で押し出すのである。もちろん、さすがの牛ちゃんでも出てこないのだが・・・。っていうか、この写真、誰が撮ってるんだ!?(笑)

仕方がないので、medama1goさん方式で自転車の空気入れを用意。

空気入れの先を写真のようなものに替える。これを使えば押し出す空気の圧力も調整できるので安全で簡単だ。

ピストンを押し出すときは、ピストンがどこかに飛んで行ってしまわないようにウェス等を挟んでおくといい。牛ちゃんはたばこの空き箱を利用。

これならピストンが傷付くこともない。さて、無事にピストンが外れたら、ピストンブーツも取り外す。

さらに、ピストンシールも取り外す。これは細いゴムなので、爪楊枝等で取れば簡単だ。

これで取り外し完了である。一方、組み付ける際には、まずピストンに傷等がないかどうかチェックする。

特に目立った傷はなく綺麗なままだ。さらに、ピストンが入るシリンダーのほうもナイロンブラシで汚れを落としておく。

ピストンを入れる際には、まずシリンダーにブレーキラバーグリスを塗っておく。

新しいピストンシールにも忘れずにグリスを塗って組み付けておこう。そして、ピストンとピストンブーツにも薄くグリスを塗って、下の写真のようにピストンブーツにピストンを入れておく。

そして、これを無理のないようにシリンダーに入れる。

ピストンの裏側には小さく凹んだ部分があり、ここがシリンダー内のブレーキフルードの流入口に当たるような方向で入れてやれば最後まですんなり入るはずだ。

新品のピストンシール、ピストンブーツ、ブレーキラバーグリス等を用意しておけば、キャリパーのオーバーホール自体はそんなに難しい作業ではない。もちろん、ブレーキは車を止める最重要部品なので、テキトーに作業することは禁物だが・・・。ただ、これまで一度もキャリパーのオーバーホールしたことがないという方は、そろそろ考えてみてもいいのではないだろうか?

末尾ではあるが、オーバーホール過程の写真をいただいた牛ちゃんに感謝する。


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